まあ、そんなこんなで、
何度も何度も桜を散らしているうちに、
ひとつ、面白い発見をしました。
・・・あ、面白くもないか・・・、
言い換えます

ひとつ、
「かなりクダラナイ発見」をしました。
でも、せっかくなので、お教えします!
薄紙の桜(いや、別になんの花でもいいんだけど)って、
切ったばかりの新品だけだと、飛びにくいんです。
古くなって折れたのが、1割くらい混ざっている方が、
うまく飛ぶんですね。
新しいと薄紙同士が、すぐにくっついてしまうから、
指で少しずつ押し出していくのが、やりにくい。
1割程度、折れたヤツが混ざっていると、
スムーズに指から離れてくれるんです。
でも、見ている分には、
「やっぱり新しい方がきれい!」ということで、
「本番は、すべて新しいのにしましょう」
ということになったんですが・・・、
ここだけの話、初日から数日は、
小夏さんに内緒で、ちょっと古いのを混ぜてました。
イマイチ自信のなかった、公演のスタート時には、
高く、きれいに舞わせるためのゴマカシも必要だったんです。
あの、いかがです?
今年の忘年会の余興に、桜散らしなんぞ。
いろいろ奥儀を伝授しますよ~

ただし、派手に散らしたあとは、
自分1人で片づけるという、
かなりやるせない思いをしなきゃいけませんけどね(笑)
でも、こんなものでも、
やってみると、なかなか奥が深いんです!(ホントか?)
回によって、
どうしても「出来不出来」もありますしね。
(しかし、本当にどうでもいい話をしてるなぁ

会心の出来のときなどは、
上の照明にまで届いて、舞い降りてくるので


自分で見ていても気持ち良くって、
もう、得意満面でやっておりました。
(自分のシーンがほとんど終わって、気楽になってたし)
そんなノリで、公演も半ばにさしかかったときでした。
ある朝、左肩にイヤな重さが・・・。
(つづく)


休憩時間 Part.2
ここは、劇場から徒歩約10分の集会所。
最初は、ここを楽屋代わりにする予定でしたが、
移動の面倒もあって、2番手の我々は、
結局、ほとんど使いませんでした。
(4番手の「人間失格」チームは使っていました。
・・・待ち時間が長すぎて、外でずっとはつらいので)
我々は本番も早いし、10分歩くくらいなら、
劇場の地べたに、しゃがんでメイクした方が楽だったんです。
これは明日初日、という夜。
オープニングの踊りを稽古するために、集会所へ。
何度も何度も稽古し続けたあと、
一瞬の休憩をむさぼる(笑)ひととき。
マッサージ役は踊りの先生(ごめんなさーい

