さて、昨日の続きです。
切った薄紙をバラすのに、
思いついたドライヤー。
「ブオ~~~~~」
紙は中でバラバラに舞ったものの・・・、
くさい、くさい、くさい、
こげくさーーーいっ
もちろん、温風にはしませんでした。
パワーは弱いけど、最初から冷風にセットしました。
なのに・・・、
冷風でも、なぜか、こげ臭いんです。
こんなもので火事にでもなったら、
消防士さんにどう説明すりゃいいのよ。
「あの、桜がですね、うまくバラせなくて、
あの、それで、ドライヤーで」
・・・って、
わかってもらえるワケがない!
で、次は、火事の心配がないものを、ということで、
周りを見回すと・・・、
ありました!
ちょうど片付けようと出していたんです。
扇風機!
それもかなり小さいサイズのがあったんですね。
よっしゃぁ、これだわ!
と、また、切った紙を袋に入れて、
扇風機にかぶせてスイッチオン!
・・・・・・知ってました?
扇風機って、
後ろからも風が出る、って
袋に風を入れるつもりが、なぜか、
後ろからも花が散るんです。
まずいっ! と、あわてて、
袋を押さえている片方の手を離した途端、
袋の口が、
ぱぁ~~っと開いて・・・、
~~春は花。落花の舞~~
おそるべし扇風機パワー
家の隅々まで花が飛び散りました。
で、結局、
せっかく切った花まで、掃除機で吸い込むハメに
そして、結論
袋に入れる時に、ひとつずつ、手でバラしていく、
もっとも地道な作業が、結局一番早いのだっ!
はぁ~~~~。
本番中のクソ忙しいときに、こんなアホなことで、
どれだけ時間を無駄にしたか。
まぁ、扇風機で華々しく散らしたときには、もう、
ガッカリするより、1人で笑い転げちゃいましたけどね。
しかし、あの薄紙、
大人になってから触った人は、あまりいないと思いますが、
あ、いや、子供のころだって、お花を作るくらいで、
細かく切るってことは、そんなにありませんよね。
それで知らなかったのですが、
あの薄さだと、本当に、どこにでもくっつくんです。
(つづく)
(上の内容とは無関係の)思い出の1枚
珍しく、楽屋にみんみん1人だけ。
この手前に、「ヴィヨンの妻」の、
あのオドロオドロしい赤ちゃんが置いてあります。
薄暗い中で見ると、一段と怖いんだなぁ、これが。
あるとわかっていても、よくドキッとしてました