しばらく時間が空いてしまいましたが、
また、この前の公演のウラ話、
続けたいと思います。
そういえば、今回、
笑えるほどのネタがなくて、
・・・ってまぁ、そうそうあっちゃ困るんだけど
写真も、ただの解説になってます。
たぶん、このまま続くと思いますが、
よかったら付き合ってやって下さいまし。
ある日の稽古場。
ジャージやら、私服やら、混ざっております。
ここの稽古場はかなり自由で、
私服での稽古もOKなんです。
というか、
稽古場を出なきゃならない時間ギリギリまで稽古するので、
着替える時間がほとんどない!
で、結局、
ええい、私服でやっちまえば後が楽だ、
という結果でもあるんですが(笑)
でも「着慣れる」と言う意味で、
衣裳に近いものを着るようにはします。
左の2人、
ジャージの上からスカートはいて、ヒールの靴を履いています。
<スカートをはいた時の足さばき>
<ヒールのあるパンプスを履いたときの動き方>
これは、ジャージやバレーシューズではわからないんですね。
本番とはあまりに違う姿だけど(笑)
とりあえず、押さえるところは押さえているんです。
助手の純平役の久住くん、
純平のトレードマークのキャップをかぶっています。
動いた時に脱げたりしないか、
みたいなチェックもさることながら、
キャップを使っての芝居ができないか、
なーんてことも、
稽古中の役者はずっと狙っておりまして
たとえば、
あわててキャップを取って挨拶する、とか、
ふてくされて、キャップを深くかぶる、とか。
上の2つは典型的なパターンですけど、
でも、キャップがあってこそ、できる表現ですよね。
そう、
衣裳や小道具がひとつ増えると、
表現できる幅が広がるんです。
(ま、メンドくさいだけの物もありますけど)
主役のむっくくんも、
後半の稽古はほとんど、この衣装で通していました。
やはりジャージとジャケットでは違いますし、
上に書いたような、
表現とかネタを広げる狙いがあったんでしょう。
ちなみに、右手に持っているのは虫眼鏡。
ネタで、ほんの一瞬出すだけですが、
もし忘れたら怖いからと、
この重たい虫眼鏡を、
ずっと胸にさしていたとか。
これもジャージじゃできません
(つづく)
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