望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ウラ写真・稽古の日々<衣裳つけて通すと、もう本番も目前!>

2015-05-19 23:53:05 | 舞台・ウラ話

ラストスパートになると、
みんな衣裳をつけ始めます。

といっても、
全員でつけるのは、最後の2日ほど。

それまでは自分の考えで、
つけたり、つけなかったり

洗濯やら荷物の多さやら、
いろいろあるんですよ


で、この日は、
オバちゃんチームが衣裳をつけてみました。


このときには、パイプ椅子3つ並べて、
余裕で座ってます。

だってさ・・・。

まさか、
あんな小さいソファだとは思わなかったんだもの。


でも、結局、
むぎゅっとまとまって座った絵が、
けっこう面白かったので、アリだったんですが。



そして、

このソファでは、もうひとつ、
予想外の変更がありました。

上の写真、同じシーンなんですが、
私の衣裳が変わっています。


最終日に本物のソファーが来て、
そのソファーに座ってみたところ、

「短めのスカートだとまずいですね。
サービスショットになっちゃう」

との舞台監督さんの鶴の一声で、

このシーンでの、短めのスカートはご法度に。

私も、ボディコン系のワンピースから、
長めのスカートに切り替えました。

まぁね、舞台監督さんは遠慮して、

「サービスショット」って言葉を選んでくれたんだけど、
どう考えてもサービスじゃないな(笑)


これはラストシーン。

珍しく大人しい格好をしてるのは、
単純に派手な衣裳の手持ちがなくなったから。

役が決まって間もないころ、

「私の役のイメージって、何色ですか?」

と主宰に聞いてみました。

これは衣裳を考えるというよりも、
それで、役のキャラクターが作りやすくなるから。
人間って、色で、
タイプがイメージできるじゃないですか。

そしたら、

「原色、でしょうね」

という返事。
私の予想通りでもありました。

ただね、だからといって、
そうそう、原色っぽい洋服なんてあるワケもなく、

他のキャストも、あまり持っていず、

その上、6回も着替えたから、
限界を超えて、この地味なワンピになりました。



でも、まだ余裕がなかったんだなぁ。

その時は気づかなかったけど、
スカートの下からスパッツが見えてる!



芝居の場合、かなり長いスカートの時でも、
下にスパッツをはきます。

お客様に迷惑ショットをお見せしたら大変だし、
どこでも着替えられるから。


でも、その分、
こういうポカは結構あります。

バッタバタで着替えて、
それっと舞台に跳び出したりすると、

スパッツがチラチラ見えてたり、なんて


ま、
草履の履き忘れや、衣裳の着忘れに比べれば、
可愛いもんです。

・・・って、私もいろいろやってきたなぁ(遠い目)


   (つづく)





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