お待たせしました!新着カードの更新です。どうぞゆっくりご覧下さいね。またしても私坂崎の所感をちょっぴりご紹介します。
ドレスとお花が可愛いこのふたりは姉妹でしょうか?淡い色合いの着色がウィーン趣味らしい上品な雰囲気です。当時、着色した女工さんのセンスがしのばれる何ともシックなカードです。
濃いブルーとバイオレットの色合いが印象的な二枚のエンジェルのシリーズ。他にもグリーンと赤があるのですが、バックの深い色調と淡いおリボンの感じが素敵です。
このピンクの赤ちゃんのカードは、1906年の2月3日に生まれた赤ちゃんのお誕生のお知らせのカードです。ちょうど102年前のことと思うと、21世紀の今まで受け継がれてきた不思議さを感じます。
真っ白い卵に結わえられたスミレとすずらん。こちらは“paques”、つまりイースターをお祝いするカードです。ちなみに今年のイースターは3月23日、こんなカードを飾ってお祝いしてはいかが?
大きなサイズのボン・マルシェカードは、絵のように飾ることが出来るため、フェアの時はよくプレートスタンドに飾ってディスプレイしています。このコスチュームのシリーズは、1830年頃の衣装を描いたもの。女の子の高い位置に結われた髷は、当時“a la girafe(ア・ラ・ジラフ)”と呼ばれた最新流行のヘアスタイル。「ジラフ」とはなんとキリンのこと!1827年にフランスでキリンが初公開されてキリンブームが起こった、という訳。何ともファッションというものはよく分かりません。(笑)でも、ヘアスタイルも衣装も可愛いですね。
こちらはコスチュームのシリーズではありませんが、18世紀の衣装が可愛い男の子と女の子。女の子の引っ張るウサギのおもちゃがユーモラスです。
“LA COUTURE” 縫い物のレッスンを受ける女の子達のボン・マルシェカードです。手芸好きな方におすすめです。
レースペーパーの繊細さも素晴らしければ、それにまたエンボス加工を施した見応えのあるホリーカードです。様々な意味合いを持つキリスト教を象徴する文様も興味深いカードです。
周囲のレース加工も素晴らしければ、扉のように開く凝った作りにも目を奪われます。ですが、なんといってもすごいのは扉を開いた先にあるカラーのキリスト像の透かし。いったいどのようにこういったカードは作られたのでしょうか?