神戸骨董祭も終了、先程大雪の滋賀県を避けて、昨日開通したばかりの新名神高速道を通り名古屋へ戻ってきました。寒い中、遠い六甲アイランドまでお越しいただいた皆様、ありがとうございました。久し振りに皆様にお目にかかれて嬉しかったです。
さて、昨日「行きたい!」と言っていた神戸ファッション美術館の「大正昭和のおでかけ着物展」ですが、今朝、骨董祭の会場へ向かう直前に大急ぎで寄ってきました。それが凄く良かったです!!「大正、昭和の日本女性はなんと華やかな装いだったのだろう。」と感動しきりでした。沢山の色鮮やかな反物が広げられた展示には、ずっと昔に見た市川昆監督の代表作「細雪」を思い出しました。(you tubeに「細雪」の画像を発見しましたよ!見たい方はこちらから。)今まであまり着物に興味の無かった私ですが、今日は深紫の地に大きめの白いお花がぽん、ぽん、と飛んでいる着物を見ては、「こんな着物なら着てみたい♪」、赤紫の地に寶尽くしの着物にも片思い。(どうも紫系のこっくりとした色合いに弱いみたいです。)自らの日本女性のDNA を強く感じた素敵な展示でした。美しいものがお好きな方にはおすすめの展示会です。
そうそう、この展示、残念なことに帯留めやかんざしなどの小物はありませんでしたが、このブログの左端にも掲載しております「日本のおしゃれ 帯留め」には手仕事の粋を極めた溜息ものの帯留めがいっぱいですよ。こちらもおすすめ。