毎日寒い日が続きますが雛祭りまでもうすぐ、春もそこまで来ています。まだ足を運んでいませんが、私達の住む名古屋の徳川美術館で今の季節に開催される毎年恒例の雛祭り展。毎年のように足を運んでいるにもかかわらず、この季節になると、ついつい尾張徳川家歴代のお姫様方の持ち物だった雅なお雛様達に会いに行きたくなってしまいます。
春が近くなるとお雛様が気になるのは女性の性でしょうか?先日も、お客様のおひとりから、その方の故郷である小布施の旧家田中家のお雛様が特集されている現在発売中の雑誌「ミセス」を、「本屋さんで見てね。」と教えていただきました。(同じくこの号のパリ特集に掲載されていたパリの美術館も素敵ですよ。)
また、別の方からは今東京の三井記念美術館で開催されている「三井家のおひなさま」展のお葉書をいただきました。こちらもホームページを見ると沢山のお雛様が紹介されていて魅力的、東京の方は是非。
そういう私自身のお雛様は、私が生まれてすぐ、母が私を抱いて病院から戻ったときには既に祖父が用意し、床の間に飾ってあったのだそうです。それから果てしなく時間が流れた今、母はそのお雛様を一年中我が家の床の間に飾って楽しんでいます。