今晩のメニューはトマトソースで南仏風魚介のパスタ。といっても、私は河村の命令に従って、混ぜたり炒めたりするだけなのですが…。
南仏風のメニューに欠かせないのが、このエルブ・ド・プロバンス(Herbes de Provence)、タイム、セージ、ローズマリー、フェンネル、ローレルやバジルなど南仏の様々なハーブを合わせたミックスハーブです。とてもスグレモノで、これをひとつまみ振り入れるとお料理が何でも南仏風に!ラタトゥーユやトマトソースを使った魚介のメニューには必需品、やったことはありませんが、たぶんこれと刻んだオリーブを入れてパンを焼いても美味しいと思います。
このエルブ・ド・プロバンス、もう何年も前にプロバンスに出掛けた際に購入したのですが、便利に使っているうちに一代目はあえなくfinish。今回の南仏行きでは、新たなハーブポットを入手することが隠れた目的でもあったのです。
この画像が初代と二代目のハーブポット、南仏風のプリント生地が可愛いでしょ?右が初代ハーブポット、空になっても素焼きのポットに愛着があって捨てられず、空になったポットを洗ったら、“Herbes de Provence”の文字は水溶性だったのか、すっかり消え失せてしまいました。左側が今回新たに入手した物。なにぶん素焼きで壊れやすいので、しっかりくるんで大切に日本まで持って帰ってきました。
一代目が使い終わって淋しい気持ちでいましたので、またキッチンの戸棚の隅に二代目がやって来て嬉しいです。でも案外日本でも簡単に手に入ったりして。(最近フランスで売っているほとんどのものは日本でも手に入るようになりました。え?これも日本にあるの?と、がっかりすることも多いのです。)エルブ・ド・プロバンス、夏野菜や魚介類、トマトソースを使ったお料理におすすめです。これを入れると、お料理が簡単に南仏風になりますよ。