今日は文化の日でしたね。実は私、昨日まですっかり今日が祝日であることを失念していて、オーダーしていた額店から電話で「額が出来上がりました!明日はお休みですから今日か明後日以降取りに来てくださいね。」と言われるまで、いや言われてからも、「え?なんで明日はお休みなんですか?」と詰め寄る始末。そこで「明日は文化の日ですよ。」と言われ、やっと気が付きました。
そして、おとといUPしましたレースですが、このラペットとこちらのペアになったラペットの2点のテキストを一部訂正いたしましたので、改めてご確認下さい。
それからもうひとつ、その前にUPしましたホワイトワークのハンカチに刺繍されたラテン語“GODEFRIDUS ATAVIS DEDIT”ですが、ラテン語の知識をお持ちのお客様からのご意見や、イギリスのラテン語に詳しいアンティークディーラーにも意見を求めた結果、「GODEFRIDUSが先祖に捧げた」という意味に訂正させていただきます。イギリスのアンティークディーラーの意見によると dedit = 'he gave it' atavis = 'to his grandfathers' そしてGodefridus はイギリスの人名 Godfrey だと言います。ようするに、「Godfreyはそれを祖父に与えました。」従って、このハンカチはGodfreyが祖父にプレゼントしたものでは?というのが彼の意見。Godefridus = Godfrey というのは私も調べて承知していたのですが、実は同じ紋章のハンカチは、かなり以前にひとつ扱ったことがあるのと、過去のフランスのオークションカタログで目にしたことがあり、そうそうプレゼントが沢山あるとは思えません。そして Godfrey という名前は「神の平和」を意味するということも気になっています。
あぁ、聞けば聞くほど迷ってしまう。レースのこと、ラテン語のこと、何かご意見のある方はどうぞ遠慮無くお聞かせ下さい。