「ロココ」と言っても、18世紀のロココ時代のことではありません。フランスでは細いリボンで作ったお花のブレードのことを「ロココ」と呼び、服飾素材として、それ以外の雑貨や布小物を飾る素材として古くから愛されてきました。こうしたロココは私の大好きなアイテム!今日はそんなロココにまつわるアイテムを集めてみました。
買付けでも、こうしたロココが付いたアイテムにはめっぽう弱い私は、コンディションが悪くても思わず手に取ってしまい、河村に「ちょっと!ちょっと!」とたしなめられることもザラ。昨今では状態の良いロココを見つけることは至難の業で、アンティークディーラーのマダムに「ロココが欲しいんですけど…。」と控えめに声を掛けては、「フン!今どきそんな物はないよ!」と鼻で笑われる始末です。
フランスアンティークには可愛い物、素敵な物が沢山ありますが、その中でもロココは私のイチオシ!ちなみに左端の台紙に付けられた物は当時のサンプルですが、その時代のマダムやマドモアゼルがこのサンプルを眺めながら「どのお色目にしましょうか?」と選んでいたかと思うとわくわくしてしまいます。
ちなみに、お店の営業は今日まで。今月末から来月にかけまして、しばしクローズいたします。明日は荷作りをし、10月28日(金)から始まります京都大アンティークフェアのため、京都に送ります。(出張中もお電話、メールでのお問合せを承っております。)木曜日から京都へ。秋の京都、お仕事とはいえ、ちょっぴり楽しみです。