毎日新聞が
『JR福知山線脱線事故の遺族らが企業への処罰を研究するために作った「組織罰を考える勉強会」の第6回会合が24日、西宮市六湛寺町の市民会館であった。山梨県の中央自動車道笹子トンネルで2012年に起きた崩落事故の遺族らが集まり、事故を起こした企業や組織への責任追及のあり方を話し合った。
勉強会では、笹子トンネル事故で当時28歳の長女を亡くした芦屋市の松本邦夫さん(64)、和代さん(63)夫妻や、明石市歩道橋事故(01年)などの遺族らが参加。それぞれの事故で原因究明などを訴えてきた経緯を説明した。
松本さんは他の遺族らと共に中日本高速道路などを相手取った損害賠償請求訴訟が横浜地裁で係争中。同社側が点検不備などの過失責任がなかったと主張していることを挙げ「企業側の主張が認められれば、安全管理に対する姿勢がおろそかになり、再発防止にならない」と懸念を示した。その上で「組織罰が導入されれば、利益だけではなく安全管理も徹底する健全な経営者が育つはずだ」と話した。
また勉強会の代表で、脱線事故で当時23歳の長女を亡くした大森重美さん(66)=神戸市北区=は「もっと簡単に企業幹部の責任が問えるように法改正をし、組織の罰が問えるようにする必要がある」と訴えた。
次回は3月21日午後1時半から、今回と同じ市民会館で開く予定』と報道してくれました。
これらの事件は事件発生当時は大きく報道されたのですが,時間の経過とともに風化しつつあります。でも,まだまだ終わったわけではないのです。このことを忘れないで欲しいです。
『JR福知山線脱線事故の遺族らが企業への処罰を研究するために作った「組織罰を考える勉強会」の第6回会合が24日、西宮市六湛寺町の市民会館であった。山梨県の中央自動車道笹子トンネルで2012年に起きた崩落事故の遺族らが集まり、事故を起こした企業や組織への責任追及のあり方を話し合った。
勉強会では、笹子トンネル事故で当時28歳の長女を亡くした芦屋市の松本邦夫さん(64)、和代さん(63)夫妻や、明石市歩道橋事故(01年)などの遺族らが参加。それぞれの事故で原因究明などを訴えてきた経緯を説明した。
松本さんは他の遺族らと共に中日本高速道路などを相手取った損害賠償請求訴訟が横浜地裁で係争中。同社側が点検不備などの過失責任がなかったと主張していることを挙げ「企業側の主張が認められれば、安全管理に対する姿勢がおろそかになり、再発防止にならない」と懸念を示した。その上で「組織罰が導入されれば、利益だけではなく安全管理も徹底する健全な経営者が育つはずだ」と話した。
また勉強会の代表で、脱線事故で当時23歳の長女を亡くした大森重美さん(66)=神戸市北区=は「もっと簡単に企業幹部の責任が問えるように法改正をし、組織の罰が問えるようにする必要がある」と訴えた。
次回は3月21日午後1時半から、今回と同じ市民会館で開く予定』と報道してくれました。
これらの事件は事件発生当時は大きく報道されたのですが,時間の経過とともに風化しつつあります。でも,まだまだ終わったわけではないのです。このことを忘れないで欲しいです。