ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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学校事件・事故の対応~ほとんど原因究明調査されず!

2015年02月25日 12時22分49秒 | 相続
検証委設置は1割以下=学校事故対応で初調査―文科省(時事通信) - goo ニュース
 何となくわかってはいましたが,今回の文部科学省の調査で,学校事件・事故が起きても,学校は事件を検証しない,仮に検証委員会を設置したとしても,実際に検証委員会を「設置したとの回答は9.4%の78件。メンバーは教委や学校職員が多く、弁護士など第三者が入ったのは21件、遺族らの参加は7件だった」のです。つまり,回答した学校の1割弱しか,本格的な調査を行わず,しかも,その調査した学校の4分の3は,外部の人間を排除しての調査を行ったにすぎないのです。 
 これが現実です。被害者は,医療事故等と同じく自分で調査するしかないのです。
 私は,学校「事故」であって,そのほとんどが実は「犯罪」であることから,事件の真相を明らかにするために,被疑者を刑事告訴して,できるだけ速やかに警察に捜査してもらうべきだと思います。
 しかし,まず何よりも,取り返しのつかない結果が発生する前に,被害者になる可能性のある児童・生徒・学生の駆け込み寺のような機関が,是非,必要だと思います。
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