ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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白馬岳遭難事件(2006年)有罪判決~よくぞ有罪判決までたどり着いた

2015年04月20日 12時45分34秒 | 相続
 毎日新聞によると,北アルプス白馬(しろうま)岳(2932メートル)で2006年10月にツアー登山中の女性4人が凍死した遭難事件で,長野地裁松本支部は4月20日,業務上過失致死罪に問われた山岳ガイドの田上和弘(57歳)=福岡県大牟田市=を禁錮3年(執行猶予5年)に処したそうです。判決の中で,本間敏広裁判長は「天候悪化が予想され、登山を中止する義務があったのに怠った」と述べたそうです。
 この事件,検察官,よくぞ,この犯人を起訴したな,と感心します。検察もやればできるのです。
 この積極的な姿勢を,いわゆる医療事故やいわゆる学校事故の分野にも及ぼして欲しいです。やはり犯罪を犯せば,犯人は処罰されなければならないのです。犯人が適正に処罰されないと同種事件はまた起きてしまうのです。
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