ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

法律相談の予約は、電話06-6364-6033,eメールならaoifast@gmail.comです。出張相談も受けます。

「日本ライフ協会」被害者電話相談のための学習会

2016年06月08日 20時37分39秒 | 相続
 昨日は,「公益財団法人 日本ライフ協会」被害者電話相談のための学習会に参加しました。
 というのも,この日本ライフ協会という法人は,身寄りのない高齢者の支援をうたっておきながら,公益認定法の定める手続きを経ずに高齢者から将来の葬儀代などとして預託金を集め,このうち約2億7400万円を流用し,結局,破たんし,そのために被害を受けた人は,日本全国におられ,その被害者を放置できないということで,電話相談を大阪で実施することになったのです。
 昨日の学習会で,事件の概要と取るべき方策は,見えてきましたので,被害者の方は,法律相談を申し込んでください。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タカタエアバック破裂負傷事件

2016年06月08日 14時04分05秒 | 相続
エアバッグ破裂で告訴=負傷の60代女性=静岡県警
この件で弁護士に相談すると,製造物責任の話に持っていかれるのかもしれません。
 しかし,法的責任には,少なくとも,民事責任(損害賠償責任)と刑事責任とがあります。
 そして,タカタや日産の安全管理責任者(加害者)が安全管理義務を怠ったことの民事責任を追及するには,被害者が自分で損害賠償請求をしなければなりません。
 他方で,加害者(被疑者)の刑事責任は,被害者が何もしなくとも,警察が捜査して,事件(の記録と被疑者の身柄)を検察庁に送って,検事が,被疑者を起訴するかを決めてくれると思われがちです。
 しかし,実際には,すべての事件を警察が捜査するわけではありません。被害者が自分で被疑者を刑事告訴しないと,刑事責任も追及されないで終わり,となることの方が圧倒的に多いのです。
 犯人の刑事責任の追及も被害者が動かないけれならないのです,被害者にとっては重い負担ですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする