ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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事業者破産を逡巡してはいけない

2016年07月08日 05時54分11秒 | 相続
 昨夜は,「よりよい事業者破産の申し立て Part2」という題した研修に参加してきました。
 この研修は,個人や会社で事業を行っていたが,資金が回らなくなった,売り上げが減少の一途をたどっているなどの理由で,裁判所に破産申立を決意した人から依頼を受けた場合,いかにして債権者や従業員の迷惑を極小化して事業を終わらせるかについて,破産申立を受ける裁判官2名と事業者破産申立の経験が豊富な弁護士2名がディスカッション形式で進められました。
   事業をいったん開始すると,それを終わらせるのは,苦渋の選択だと思います。しかし,上記のような状況だと,時間が経てばたつほど,手持ち資金が少なくなって,債権者や従業員に迷惑をかけるのです。
 なので,まだできるけど,かなり厳しいとの見通しを持った際は,なるべく早く,弁護士に相談して欲しいです。

 破産して,いったん,事業をたたんでも,心身が健康なら,また再起できます。というか,破産は人が再起できるようにする制度なのです。
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