ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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犯罪被害者弁護士派遣制度の広がり

2016年12月05日 20時51分55秒 | 相続
 大阪弁護士会では,この10月3日から,犯罪被害者の心情を理解する努力をする弁護士を犯罪被害者のもとへ派遣する制度をスタートさせました。
 それを,どこで聞いたのか,福岡県弁護士会が,うちもやりたい,どのように制度を動かしているのか教えて欲しいと言ってきたそうです。
 我々も,この制度をまず大阪でやってみて,府民からの好評を得れば,他の弁護士会も追随するだろうと期待していましたが,こんなに早く声がかかるとは驚きです。
 もしかすると,この制度が46都道府県に広がるのも時間の問題かもしれません。
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有罪率99.9パーセントの壁と犯罪被害者

2016年12月05日 06時15分41秒 | 相続
 引き続き,今村核弁護士の『ブレイブ 勇敢なる者「えん罪弁護士』を繰り返し見ています。
 ここでも登場する,有罪率99.9パーセントの壁ですが,これは,検察官が,絶対に被告人を有罪にできる犯罪行為だけを起訴(裁判所に処罰を求めること)していることに起因します。
 このこと自体は,よいのですが,これを犯罪被害者から見ると,起訴されて処罰されるべき者まで,起訴されないで終わってしまうことがあるのです。
 とはいえ,有罪となる可能性が例えば50パーセント程度の者をも起訴せよということも難しいので,被害者としては,検察官に,この被疑者(犯人)は絶対に有罪とできると思わせる活動(例えば,証拠収集活動)をするしかないのです。これはこれで大変です。
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