ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

法律相談の予約は、電話06-6364-6033,eメールならaoifast@gmail.comです。出張相談も受けます。

佐賀元明先生と前田恒彦元検事

2013年06月15日 05時28分58秒 | 相続
 佐賀先生に対する控訴審がいよいよ来週の月曜日(6/17),大阪高等裁判所で始まります。

 他方で,この事件の発端となった行為を行った前田恒彦さんは,既に刑期を終えて,社会に復帰されています。

 いずれにしても,佐賀先生の事件,控訴審において真実が明らかになることを求めます。
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犯罪被害者情報漏洩の原因

2013年06月14日 09時44分32秒 | 相続
地検、被害者の住所伝える 川崎、強制わいせつ被告に(朝日新聞) - goo ニュース

 犯罪被害者の連絡先を警察や検察が被疑者(加害者・犯人)に伝えるということは,おそらく昔からあったと思われます。それは,なぜかと言うと,被疑者が被害者に謝罪して被害弁償をしたいと警察や検察に申し出ると,警察や検察も,それが望ましいと考えるからです。
 このように考えること自体は,何ら問題ありません。
 しかし,犯罪被害者からすると,被疑者に軽々しく謝って欲しくない,お金なんか要らない,汚らしい被疑者からのお金など受け取れるわけがない,と考えていることも本当に多いのです。
 したがって,警察や検察が犯罪被害者の真意を把握するように務めないと,また,今回の事件と同じことが起きるのです。
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3264gのお米

2013年06月14日 05時34分42秒 | 相続
 昨日,事務所にお米が届きました。
 最初,何が送られてきたのかわからず戸惑いましたが,箱を開けてみると,赤ちゃん(太雅くん)の大きな写真がプリントされた袋にお米が入っていました。何と,太雅くんが生まれたときの重さと同じお米を,出産祝いのお返しとしたものでした。

 この斬新な発想に驚くともに,事務所でお米の袋を抱きながら,生まれたばかりの赤ちゃんが意外と重い,さらに,奈良少年刑務所では人の生命の大切さを実感させるために,受刑者に,赤ちゃんの実物大の人形を抱かせることを行っていることを思い出しました。
 

 
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わからなくはない

2013年06月13日 09時39分32秒 | 相続
毎日新聞によると,

『復興庁:幹部ツイッター暴言 「左翼クソ」「懸案曖昧に」


 復興庁で福島県の被災者支援を担当する幹部職員が個人のツイッター上で「国家公務員」を名乗り、課題の先送りにより「懸案が一つ解決」と言ったり、職務上関係する国会議員や市民団体を中傷したりするツイートを繰り返していたことが分かった。政府の復興への取り組み姿勢を疑われかねないとして、同庁はこの職員から事情を聴いており、近く処分する方針。

 この職員は総務省キャリアの水野靖久・復興庁参事官(45)。千葉県船橋市の副市長を経て昨年8月同庁に出向し、東京電力福島第1原発事故で約15万人が避難する福島県の支援を担当。超党派の議員立法で昨年6月に成立した「子ども・被災者生活支援法」に基づき、具体的な支援策を定める基本方針のとりまとめに当たっている。

 水野氏は今年3月7日、衆院議員会館で市民団体が開いた集会で、同庁側の責任者としてとりまとめ状況を説明。同日「左翼のクソどもから、ひたすら罵声を浴びせられる集会に出席」とツイートした。翌8日には「今日は懸案が一つ解決。正確に言うと、白黒つけずに曖昧なままにしておくことに関係者が同意」と、課題の先送りを歓迎するかのような内容をツイートしていた。

 ツイートは水野氏が現職に就いて以降、分かっただけで計約600回に上る。以前は本名でツイートしていたが、昨年10月からは匿名に切り替えた。

 実際に同法を巡っては、支援の対象とする地域の放射線量の基準が決まらないことから、成立からほぼ1年がたっても基本方針がまとまっていない。根本匠復興相は3月15日、基本方針と別に同法の趣旨を踏まえた支援策「被災者支援施策パッケージ」を発表したが、成立に関わった国会議員や期待していた市民団体は、内容が当初の想定から後退しているとして「骨抜きだ」と批判していた。

 水野氏はこれらの国会議員や閣僚に対しても文脈から相手がほぼ特定できる形で「ドラえもん似」「虚言癖」などと中傷していた。

 水野氏はツイートの真意をただした毎日新聞の取材に「個人でやっている」「記憶にない」とだけ繰り返し、コメントを拒否。その直後、ツイッターのアカウントを削除した。復興庁は重大な事案だとして事実を確認中で、「結果などを踏まえて適切に対処したい」としている。【日野行介、袴田貴行】』とのことです。


 私は,この1年半以上,いろいろな場所で開催された,福島原発事故の被害者を支援する集会や被害者との交流会に参加してきました。その経験から言うと,水野さんの気持ちもわからないわけではありません。つまり,昨年の6月に成立した福島原発事故被災者支援法を早く具体化したくても,彼のチカラではどうしようもできないのです。それなのに,被害者支援の最前線にいる公務員に対し罵声を浴びせる人達がいるのです。

 いずれにしても,福島原発事故被災者支援法の具体化の問題は,原発事故の被害者支援だけの問題ではなく,この国のあり方に関わっており,今度の参議院選挙でも争点とされるべきでしょう。
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お客様目線

2013年06月13日 06時29分50秒 | 相続
 来週,判決が下される事件で,依頼者が判決の傍聴を希望されているものがあります。

 弁護士は,普通,自分が訴訟代理人を務める民事事件でも,判決を聴くために裁判所へ行くことはありません。

 しかし,弁護士もサービス業であり,お客様目線を大切にすべきであるということからすると,依頼者が判決傍聴を希望されるなら,当然,弁護士も同行して,判決の内容を解説するようにすべきです。
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弁護士の広告

2013年06月12日 05時19分24秒 | 相続
 昨日,なんば総合法律相談センター(大阪弁護士会)の相談を担当しました。

 その際,債務整理の相談で来られた方がいました。私は,最近,債務整理の相談が珍しいので,その相談者に,いろいろな弁護士がTVまで使って広告を行っている現状で,なぜ弁護士会の相談センターに来たのかを質問したところ,宣伝を行っている法律事務所・弁護士のところへは行かない方がよいと聞いている,と言われました。

 それを聞いて,思わず,では私が貴方の事件を引き受けましょう,と言いました。

 実際,特定の分野の専門家を自称して広告宣伝を行っている弁護士には,その能力に疑わしい人が多いようです。例えば,つい最近まで,債務整理専門弁護士として広告していた人が,いつの間にか,離婚事件専門弁護士になっていたり,交通事故に強い弁護士を自称しているのです。

 私としては,これらの弁護士の例を他山の石として,自分が興味を持っている分野の研鑽に努めたいと思います。
 
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有料法律相談の終焉?

2013年06月11日 05時49分22秒 | 相続
 今日は,なんば法律相談センター(大阪弁護士会)において法律相談を担当します。
 
 昨日の時点で,相談予約は1名だそうです。

 いろいろなところで,無料法律相談が行われている現状では,原則有料の法律相談は,近い将来,ほとんどなくなるのかもしれません。
 しかし,私は,無料法律相談傾向には迎合せず,法律相談の質を日々向上させて,30分5,000円(+消費税)を払っても話を聴いて欲しい,アドバイスをして欲しい,と言われるような弁護士を目指します。
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弁護士会とは

2013年06月10日 17時06分49秒 | 相続
 今日は,弁護士会とは誰のためにあるのか,を考えさせられる1日でした。
 
 残念ですが,弁護士会に所属する弁護士のための存在でないことは確かなようです。
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2つの涙の訴え

2013年06月09日 06時32分53秒 | 相続
 昨日は,朝から,私が今,他の弁護士と一緒に担当している医療訴訟の打ち合わせを行いました。

 その際,被害者(依頼者)が被害を受けた際の事情を涙を流しながら話されました。

 その後,大阪のT市まで移動して,福島県で原発事故の被害を受けた方(2名)からのお話を伺いました。

 その1名の方が,涙ながらに,大阪に来て,内部被曝(放射性物質を含むものを体内に取り込んだために被曝すること)した,だから,今は京都に避難している,と言われたことが強く印象に残りました。
 

 
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交通犯罪に対する罰則の拡充

2013年06月08日 07時07分58秒 | 相続
改正道交法が成立 病状虚偽申告に罰則、自転車新規定も(朝日新聞) - goo ニュース

毎日新聞によると,『衆院本会議場の傍聴席では、2011年4月に栃木県鹿沼市で起きたクレーン車暴走事故の遺族10人が、亡くなった子ども6人の遺影を胸に持ち、法案成立を見守った。

 服薬を怠り、てんかん発作で意識を失った運転者が起こした悲惨な事故。遺族は約20万人分の署名を集め、再発防止のための法改正を訴えてきた。法成立後、国会議員が一斉に立ち上がって拍手を送ると、遺族たちは深々と一礼。拍手は、涙をぬぐいながら退出する遺族の姿が見えなくなるまで鳴りやまなかった。

 閉会後に記者会見した伊原大芽(たいが)君(当時9歳)の父高弘さん(41)は「6人の命が国を動かしたことを、ようやく子どもたちに報告できる。我々を支えてくれた多くの方に感謝したい」と目を赤くした。大森卓馬君(当時11歳)の母早折(さおり)さん(37)は、卓馬君が生きていれば修学旅行で国会議事堂を訪れる予定だったことに触れ、「同級生と来ることはできなかったけど、歴史に残るような場面を、卓馬と二人で見ることができたことがうれしい」と話した。【松本晃】』だそうです。

 なぜ,6人もの人の生命が奪われる前に,今回の改正がなされなかったのか。

 交通犯罪の構成要件の新設,罰則の強化については,反対論もありますが,人の生命が奪われてからでは遅いのです。
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