アフリカ系に対する差別？

スイスに「黒人差別存在」　年収７４億円、米セレブと知らず…(産経新聞) - goo ニュース

　この事件，アフリカ系の人に対する差別ではなく，売主が買主候補者の資力を，その外見で判断しただけのことではないか，と思います。

　契約自由の原則からして，売主は，お金を持っていない人を相手にする必要はありません。だから，売主が，購入希望者の外見を見て，この人はお金がない，と判断して，購入希望者に売り物を触ることさえ拒否するのも全く自由で，違法はありません。

　というわけで，この事件は，このＵＳＡセレブの被害妄想が原因と言えるでしょう。もちろん，それだけ，アフリカ系に対する差別の根深さが明らかになったとも言えますが。

医療訴訟と母子の安全

帝王切開、２０年で倍増　背景に訴訟問題(朝日新聞) - goo ニュース

　医療訴訟の目的は，お金が欲しいということより，真実が知りたい，そして，２度と同じ医療過誤が起きて欲しくないという願いがあるのです。

　ところが，現実は，医療訴訟リスクを回避するために，病院は帝王切開を行うことが多いというのです。

　これでは何のための医療訴訟か。だから，病院は医療訴訟をヤメろと言うのでしょうか。

福島原発事故の刑事責任の行方

原発事故、全員が不起訴へ　東電前会長や菅元首相ら(朝日新聞) - goo ニュース

この事件の争点「①原発の電源をすべて失い、原子炉が冷却できなくなるような大規模な津波を予見できたか②予見の程度に見合う対策をとったか」は，そのまま，国や東京電力の損害賠償責任（民事責任）の有無と重なります。

　しかし，検察が，上記争点①について，予見できなかった，同②について，とっていた，と判断したとしても，国や東京電力の民事責任が否定されるわけではありません。

　もともと，この問題，事故を起こした原子炉格納容器内へ未だに立ち入ることができず，真相の解明は，現時点ではムリなのです。問題を先送りにできないという意味では，今回の検察の判断もやむを得ないと思います。

お礼のeメール

　昨夜，先日の街頭署名活動に私が参加したことに対し，その主催者（犯罪被害者遺族）から，お礼のeメールをいただきました。

　私としては，署名活動に参加して，署名用紙に署名してくれた見知らぬ男性から「がんばってください。」と言われたことが本当にうれしくて（一種の成功体験），むしろ，その主催者の方にお礼を言いたいくらいでした。

　署名の効果が実際にどのようなものかは不明ですが，確実に言えることは，署名活動を行った人が，やることはやったという充実感を感じることでき，それが，次へのエネルギーになるということです。

福島原発事故被災地視察

　ちょうど１ヶ月後の，９月６日（金曜日），福島県弁護士会主催の原発事故被災地視察団に参加します。

　私は，ＪＲ郡山駅を出発して，川内村，富岡町と行って，また郡山駅に戻ってきます。

　「視察」との呼び名，何かエラそうで，イヤだったのですが，とにかく，来月，国と東京電力を相手に損害賠償請求訴訟を提起する前に，一度は現地を見ておかないと，との想いから，参加することにしました。

　今朝早く，みどりの窓口へ新幹線のチケット買いに行ったら，乗車日の１ヶ月前の朝１０時から発売ですと言われて，まだチケットは買っていませんが，とにかく現地に行って，避難したくてもできない人達と少しでも交流してきます。

街頭署名活動のコツ

　昨日，ＴＡＶ交通死被害者の会の会員の方の街頭署名活動に参加してきました。私はこれまで，弁護士会主催の街頭署名活動に参加したことはあるのですが，個人主催の署名活動は初めてでした。

　そして，私は，ＴＡＶの会員と一緒に，年３回，交通安全を呼びかけるチラシ＋ポケットティッシュを配布していますが，署名を集めることは，それとは違う難しさがあることに気が付きました。

　昨日は，行き交う通行人に対し，まず挨拶として「こんにちは。」と言ってから，「交通犯罪に関して署名活動をしています。」「昨年５月に玉造で起きた交通犯罪事件です。」「被害者は小学校に入学したばかりの女の子です。交通犯罪は，誰もが被害者となりうる犯罪です。」と訴えてみました。

　昨日は飛び入り参加でしたので，これが精一杯でしたが，署名活動，周到な準備をすれば，もっともっと多くの人達に署名してもらえたと感じました。次の機会には昨日の経験を生かすようにします。

国選弁護人制度はおかしい？

　今日は，交通犯罪被害者（夫を交通犯罪者に殺され，その被疑者は不起訴となっていて，現在，民事裁判＝損賠賠償請求を行っているそうです。）からお話を伺いました。

　その方が言われたことで，国選弁護人制度はおかしいということがありました。つまり，犯罪被害者は苦しんでいるのに，犯人には税金で弁護士をつけるのはおかしいと言うのです。

　確かに，犯罪を犯した疑いのある人には弁護士が付き，他方で，はっきりとした犯罪被害者は弁護士によるサポートを受けることができないというのはおかしいです。

　この問題は，犯罪被害者も速やかに弁護士の支援が受けることができるシステムを作り上げることで解決すべきだと思います。

早起きは５０％の得？

早朝勤務の賃金手厚く＝夜は１０時で消灯―伊藤忠(時事通信) - goo ニュース
　今朝（平成２５年８月４日）は，２時過ぎに起きて，私が関わっている事件の現場を見てきました。

　予想どおり，予想以上の成果がありました。　

　

ＤＶ男の実態

シェルター入居、長男は偽名も…ＤＶ夫から逃げ続けた末の悲劇(産経新聞) - goo ニュース

　いったんＤＶ男に取り付かれると，本当に生命の危険すらあるのです。

　ＤＶ男がその本性を表したなら，スグに弁護士や警察に相談するようにしましょう。さらに，現在交際している男性の本性を見極めて，ＤＶ被害の予防にも心掛けましょう。

福島原発損害賠償関西原告団との交流会

　明日は，いよいよ原発賠償関西原告団と弁護団との顔合わせ＠大阪弁護士会館です。

　もちろん，これまでも，個別には面談してきた人もおられますが，原告団（国や東京電力を訴える人のグループ）としては初めての顔合わせです。

　私は，この９月の第１次訴訟では特定の事件担当とはなっていませんが，弁護団の一員であることは確かなので，明日は原告となる人々のお話を伺ってきます。