今回大井川鐡道で何年か振りに客車列車に乗った。それも今では旧型客車と呼ばれている一般客車で、乗車したオハ35は国鉄時代そのものだったような気がする。座席も窓も当時を思い起こすのには十分であり、瓶のフタを開ける栓抜きは現役に見えた。孫はもちろん、息子まで使い方が解らず説明するとは・・・時間がかなり過ぎたことをここでも実感。流石に座席ボックスごとにある灰皿は取り外してあったが、ぐるぐる回る扇風機は当時のまま現役で車内に心地よい風を送り、窓全開で楽しんでいるとセピア色の思い出が蘇ってきた。
架線下を走る旧客の蒸機列車ということで、昔の秩父鉄道パレオエクスプレスを掲載しておく。そういえば運行当時は、しばらく一般客車で運転されていた。
1988-05-02 5001ㇾ C58 363 パレオEXP 樋口付近
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