明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

Sir Duke スティービーワンダー

2018-05-23 21:55:33 | 僕の音楽日記
カラダの中から
感じる事が
できるんだ!

音楽それ自身が
我々みんなが理解できる
言葉を持つ世界。


そう歌う
スティービーワンダー。
ステキな名曲
『Sir Duke』
ホーンセクション
トランペット
アルトサックス
ティナーサックス
ドラムから始まるイントロは
心踊る
胸高まる
高揚感たっぷりのイントロで
大好きだ!
自然と身体が揺れる。
テンション上げるのにもってこいの
ウェイクアップソング!
1日の始まるに
この歌をかけて
過ごした日があった。

先輩と寮生活をしていた時
先輩の車のカーステレオから大音量で流れる
スティービーワンダー。
出勤前
エンジンをかけ
車内から音楽がもれてくる。

軽快な ホーンセクションの音とリズムを刻むドラム。

一日の戦闘開始の合図だ!
先輩の車に相乗りさせてもらって通勤した
寮生活。
ロックとR&B
と時々ブルース。

渋く男臭い
硬派な寮生活の日々
時々後輩の女子たち
みたいな
明確な目標とか何もない日々だったけど
1日1日が、
当たり前の日々で、早く消化していくだけの
人生の中で、単に通過点
早く過ぎて次のステージにいくための
通過点的な
そんな時間
時期
だった。
あの頃。

高らかに鳴り響く
ホーンセクションは得てして沈みがちな
そんな日々を
鼓舞してくれるかのように
勇気と希望を与えてくれた。
スティービーワンダーの歌も花を添えて
そんな日々を愛おしく
懐かしくさせてくれた。


恋愛症候群 さだまさし

2018-05-23 20:58:32 | 僕の音楽日記
さだまさしさんの文学的
表現と能書き垂れの(失礼)の表現は
面白くおかしく時には
考えさせられる
深い考察のもと
発表される作品ひとつひとつ

もどかしいものから
スッキリ
はっきりしたものまで
女性目線
男性目線の
作品

ソングライターの真骨頂。

言葉を先に言い当てられ
気持ちもメロディにのせられて
「そうだよ!それなんだよね」
と思わず言ってしまう。
取説的な歌のひとつ
『恋愛症候群』

なんら変哲のない詩と歌なのだけど
その渦中にいる人からすると
膝を叩いて
うなずく歌。


これは
恋?
そう
きっと恋!

面白いおかしく歌われている
いわば
さだ節!
真面目にしんみりに
歌われちゃかなわない
恋愛症候群。
深刻なものだから
笑い飛ばすのか?
恋とは
それほど胸焦がす深刻なものだから
字のごとく
(深く刻む)もの
胸に傷つけて…
つけられて…

時にはその胸に塩を塗られて


好きでいられるうちが
幸せなのか…
そのうち苦しくなる
恋愛症候群。

恋の深みにはまるのは
誰もが通る
恋の道。

若くても
歳をとっていても
若い時は
若いなりの苦しみが
歳をとった時には
歳をとった時なりの苦しみが…

いくつになっても恋する気持ちを持つことは
ステキなことだから

苦しくならなら
手前で止められる
恋が
一番いいのかもね。
輝いていられる
自分にとっても
周りにとっても
ステキでいられる
恋する時間。


人に
趣味に
動物に
仕事に
恋する


夢中になる
そんな時間を
忘れてはいけない


木綿のハンカチーフ 太田裕美

2018-05-23 06:08:52 | 僕の音楽日記
多くのアーティストが
カバーしている
もはや、日本のスタンダードといっても
過言ではないくらい

老若男女知らない人はいないほど
歌い継がれている歌に
なった。
『木綿のハンカチーフ』

実によくできた作品で
ヒットすべくしてヒットした
計算され尽くしてるほどの
完璧さ。
ただ
言葉は悪いが
太田裕美さんの
歌唱が完成されてないだけで…
むしろそれがこの作品を押し上げ
聴くものが一緒に包み込んで
大切に育て上げ
歌い継がれてきた要因になったのではなかろうか…

壊れそうな少女の気持ちを感情を
抑えて健気に歌うその
雰囲気が太田裕美さんから
伝わってきた
『木綿のハンカチーフ』

詩の内容と
タイトルの木綿のハンカチーフの意味

悲しみ→涙→たくさんの涙→それを吸い取るハンカチーフ→吸水性の高い木綿→それほどの悲しみを含んだ恋人との別れ→
最後のわがままおねだり→木綿のハンカチーフを下さい。

都会に出た恋人の男は
そこまで気づいていたのか?
なんともいじらしい女の子の最後のわがままとお願い。
涙を拭くというより
涙を全部吸い取ってしまうだけの
ハンカチーフが必要なのよ

別れの悲しみを直接表現せず
案に気づかせる
しおらしさ…

こうゆうやり方のほうが
後々
別れた女の人を思い出す時
この
アイテムに触れたとき
男は深い喪失感に苛まれるのだ。

浮かれて大切な人をなくした
事を後々悔やむのだ。

そんな日本人のわびさび的なスパイスが入ってると思う
『木綿のハンカチーフ』

作詞は松本隆さん

実はこの物語は続いているように
思えるのです。
僕なりの解釈なのですが…

『水無し川』という作品がある。
かまやつひろし さんの歌
作詞 松本隆
作曲 吉田拓郎

木綿のハンカチーフは
都会へ旅立ち、都会に馴染んでいってしまう男女のやりとりの
情景が歌になってる。

けれど…
では男の心はどうだったのか?
『木綿のハンカチーフ』は歌い手が女性だったから感情移入は女性目線が強いのだけれど…

男性の気持ちもサラッとしか歌われてない。

けれど
男性の気持ちを深掘りしてきたのが
その後に発表された『水無し川』だったように思う。

やはり都会に旅立つ男 の事を歌ってるし、故郷に残した女性をどこか思っているように表現されている


♪流氷が消えて春になっても
君の気持ちが変わらないなら
その黒髪を切らないでくれ
僕は一目で愛を知るだろう


まだ
僕の事を思っていてくれるのなら…

木綿のハンカチーフ

やりとりしていた
あの時から時は流れ

都会に出ていったものの楽しさばかりが先にきて
それにかまけて
君を忘れていったしまった。

別れたままだったが…今はどうしてる?
そんな心を綴った歌。

同じ作者からの作品だから
どことなく世界観は似てくるものの

僕なりの解釈で少々強引な解釈なのだけど
アンサーソングになってるそんな感じがするのだ。

『木綿のハンカチーフ』
当時 流行歌として
聞き流していた作品が
じわじわと評価をあげ
多くのアーティストがカバーするほど
お気に入り作品になったいったほど…

今では
このイントロが流れてくるだけで
涙腺が緩んできそうなほど
切ない気持ちにさせられる。
いわば
胸がキュンとなる
あの感じなのか…

そして聴き比べのように
『水無し川』も聴いてみると

さらに、唇をかみしめたく
なるのだ…

男子はぐっと
涙をこらえて…