今日、穏やかな一日に
僕の中にステレオで
この歌が鳴り響いていた。
右のチャンネルからは
さだまさしさん
歌唱の
「秋桜」
左のチャンネルからは
山口百恵さん
歌唱の
「秋桜」
サビの部分は2人の声が合わさって
こんな小春日和の穏やかな日は
あなたの優しさが
染みてくる
…
あの頃山口百恵さん歌唱のヒット曲としての印象で
情緒的、叙情派の楽曲だったわけで
僕には通り過ぎていった
歌だった。
歳を重ねて
改めて
染みいる歌ってものは
あるわけで
歌の世界に僕がやっと
追いついたことの瞬間かもしれない
さだまさしさん歌唱のセルフカバーも提供者としての貫禄が伝わりくる。また、
「秋桜」をヒットさせた
山口百恵さんの表現力も相まって
この歌は一つの代表曲にもなった。
定番のような
この時期に耳にしたい
歌のひとつでもある
「秋桜」
日本人の心と花の美しさを秋の
季節に浮かびあがらせて
くれる歌。