君の綺麗な胸は…
暮れ残った陽だまりみたいだと…
暖かさを表現して始まる。
どこか裏寂しさを抱いて
コトバを出してくる
岡本おさみさん
母性を求め
荒んだ日常を
やり過ごすことは
黙って眠ってしまう事と歌う
♪愛する人よ眠ろう
コトバは愛想なしさ
愛する人よ眠ろう
黙って眠りなさい
眠りから覚めると
また、命の新しい息吹を
感じれるとでも
いうのだろうか?
♪何にも出来ないから
愛の歌を歌ってゆくよ
コトバのままに生きて行けたら
そいつは難しいな
そいつは苦しすぎるよ
言葉のままに…生きるってことは
誰もが簡単なことではなくて
苦しくて難しいんだと…
一番
それは
岡本おさみさんが実感し、
言葉の重さが
そのコトバの重みが
自らを痛みつけ
その痛みを
背負いながら
押しつぶされながら
もがいていたのだろうか?
愛する人よ
と呼びかけて
一緒に眠ろうと
世俗的はものを眠ることで
愛する人と枕をともにする事で
明日への生をつなげていけると
…
南こうせつさんが歌う
岡本おさみワールドは
慈愛に満ちた
世界感になる
包み込まれてゆく
刺々しい岡本おさみの言葉は
こうせつさんのメロディで削ぎ落とされ
コトバのカドをとり、
丸く優しく
仕上げていくのです。
1977年
ソロになって初めて
オリコン1位に輝いたアルバム
「今 心のままに」に収録。
愛する人よ…
眠ろう…
もうすぐ冬だよ…
冬眠かっ!😝