![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/5a/ef537493511fd3a1030cc3e81fc753b5.jpg)
♪僕の髪が肩まで伸びて
君と同じになったら
約束どおり
町の教会で
結婚しようよ wmm
49年前
長野県軽井沢町の
聖パウロ教会で
当時人気絶頂の
よしだたくろうさんと
四角佳子さんの
結婚式がおこなわれた。
ウェディングソングとして
プロポーズソングとして
この歌は多く
歌われてきたこの半世紀。
時代を反映してる
髪を女子のように
伸ばす行為
ただ、ボサボサに長髪に
することなく
よしだたくろうさんは
安井かずみさん曰く
「たくろうの長髪は許せる。髪をちゃんと洗ってるし、おまけにいい匂いがする。ちゃんとリンスしてるんだと思った」と
言わしめた。
長髪でも、汚らしい
長髪もいれば
拓郎さんのような
爽やかな長髪もいた。
フォークのプリンスといわれた
所以も
そんな身だしなみの好評価にも
起因するところもあったろうと
思う。
乙女チックな歌の歌詞
「結婚しようよ」
軟弱な歌だとして
帰れコールの引き金にもなった
この歌は
当時フォークソングブームの中で
アングラを位置していた
フォークソングでも
若者の歌として
大きな力を持ちつつ
一部の人達による
政治利用にもされた
フォークソング。
自由でまた、自分の歌として
発信した
よしだたくろうというアーティストがその
「結婚しようよ」が売れたことによって
矢面に立たされる
事態になった。
いわゆるフォークブームを支える
一部の熱狂的ファンからは
裏切り者扱いを貼られた
その憎悪の矛先に
あったのが
歌の通りに
結婚してしまった
「吉田拓郎」さん本人だった。
歌の世界とリンクした
現実のその行動に
ファンも喜びと非難の飛び交う
そんな
「結婚しようよ」だった。
自由であったはずの
フォークソングも
不自由なもので
思い出深い
曲であるはずなのに
嫌な
辛い思い出もこの歌にはついて回った。
ヒットを妬んで
お金を払ってコンサートにわざわざ
入場し、
「帰れ!」コールをする輩。
時には
物をステージに向かって投げたり、罵声を浴びせたり…
今 考えられないようなことが
当時、いまから49年前に
現実にあった。
吉田拓郎26歳
四角佳子20歳
初夏。
結婚式がおこなわれた
6月26日