朝
散歩中に
春告鳥が泣いた
姿を探すも見えず
でも
何回も何回も
ホー
ホケキョ
と朝の静寂を破るように
春を告げに来た
今年の冬は長く寒かったから
待ち侘びた春
出会いと別れの春
美しい日本語の歌詞に
繊細なメロディで作られた
春告鳥
古典のような言葉使いに
静寂の中に
漂う心もようを歌にした
ような作品
若い時には
耳を傾けなかった歌
好きではなかった歌
今、この歳になって
なんとなく
わかるような
わからぬような
ただ一つ言えることは
心穏やかな時でないと
この歌の良さが
入ってこない気がする
耳を傾けて春告鳥の鳴き声が
聞けたように