物事には2通り
でしかないと
若い頃は
その色分けに躍起になって
区分け
色分け
分別に
気持ちが覆われていた
善と悪
白か黒
男か女
うまいかまずいか
好きか嫌いか
でもね
歳を重ねていくとね
白でもなく黒でもない
灰色がみえてきたりするんだ
それは
老獪になった証拠?
丸くなった証拠?
どちらでもないことに
許せる自分
曖昧さを楽しむ
両方が見えてきて
なかを取り持つその中間色に
気持ちを寄せる
まぁまぁまぁ…と収めていく
ハッキリさせなきゃ
気が済まなかった自分
割り算で割り切れない
端数を嫌うように
約数でないと落ち着けなかった自分
端数もまた、よし…と思える
最近の自分は
ある意味
生き方も割り切れなくなったゆえ…
端数の出た夢の残りをかき集め
生き方を全うし始めた
証拠なのかもしれない
白でも黒でもなく
好きか嫌いかも
どっちでもいい、好きかもしれないし、
嫌いじゃないし、
いい意味で曖昧になってきてる
食べたかもしれないし、食べてないかもしれないし、
って、これって
ボケの始まりなのか?
ボケは漫才だけにして
忘れてはいけない事は
忘れないように
白か黒かをつける前に