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ボーイの季節 松田聖子

2021-01-25 20:13:00 | 僕の音楽日記
1985年 5月9日
リリース
松田聖子さん結婚前の最後の
作品。
松田聖子が駆け抜けた
5年間。1980年から
1985年まで
おおよそ
濃縮した5年間であって
10年にも20年にも匹敵する
濃い活動と、作品提供を
していった
アイドルで、アーティストだった
松田聖子さん

今なお現役で歌い続けている
素晴らしいアーティストであるが
ひとつの
頂点を極めた
5年間だったと思う
無敵な5年間
「時代は松田聖子を体験した」
そんなコピーがピッタリ。

70年代の吉田拓郎さんと
よく似たピークの迎え方だ。
上記のコピーも
吉田拓郎さんの
ベストアルバムの帯に書かれた
キャッチコピーだ
「時代は吉田拓郎を体験した。」

同じレコード会社
CBSソニーだし、

この1985年でひとつの時代の終焉を
感じたのは
僕だけじゃないと思う。
多くの人が
松田聖子という一人のアーティスト、アイドルが一旦
結婚というカタチで
活動を終止符を打って
一線から退く。
その終わりを告げる
レクイエムのような
そんな壮大な雰囲気をもつ
「ボーイの季節」
作詞作曲は尾崎亜美さん

「裸足の季節」ではじまり、
「ボーイの季節」で終わる
一旦終わる
松田聖子という大きな存在。時代と共に生きたアーティストの落日
まだ、綺麗なままで
ボロボロになって消えていくのではなく、ひとつの
頂点を極めて
その座を降りる
結婚という
ひとつのイベントに向かって…

山口百恵さんのような
「さよならの向こう側」や
キャンディーズの
「微笑がえし」のような
引退ソングとは違う

ドラマのエンディングに
静かに余韻を残して
燃え盛る熱気を
慈しむような
雰囲気のこの歌は
詩の相性では松本隆さんだったが
曲の相性でいくと
尾崎亜美さんと松田聖子さんは
結構いい相性だったと思う。


有名な名だたるアーティストからの
提供曲が多い中にあって
ユーミンと双璧だった
尾崎亜美さん
松田聖子さんの作品に
良い、色をつけていったと
思う。

山口百恵なき後80年代に
追いつき
80年代を作りあげ
時代をリードした
松田聖子さん

この「ボーイの季節」を聞くたびに
優しい気持ちと、少し切なく、
そして、清々しい気持ちに
させてくれる歌だ。

ファンであっても、そうでなくても
松田聖子さんの作品に
触れてきたものであるなら
一線から身を引く
松田聖子さんの
活動の余韻を共に浸って
いけるそんな歌が
このボーイの季節
だ。



ちなみに映像は
1985年で終了することになった
8時だよ全員集合!
出演の模様。

このボーイの季節は
歌番組でこの歌を披露することが
ほとんどなかった。
TBS「ザ・ベストテン」
フジテレビ「夜のヒットスタジオ」
日本テレビ「ザ・トップテン」など当時の歌番組では歌うことがなかっただけに
とても貴重な映像だ。




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2 コメント

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Unknown (myheaven0909)
2021-01-26 17:40:30
こんばんはぁ〜〜

ボーイの季節… こんな風に、久しぶりに聞くと、やっぱり良いなぁ〜〜と思います。😊
裸足の季節で始まって、ボーイの季節で終わる…。
なるほどぉ〜〜〜 気づきませんでした。
返信する
Unknown (aoi-tuki-no-waruz)
2021-01-26 19:24:29
@myheaven0909 さんコメントありがとうございます😊僕も久々にこの歌聴きました。当時は好きじゃなかった歌でした。派手さもなく、
意味も分からず…でも、月日が流れて聞き直すと印象が変わる歌ってあるんだなと
思います。☺️いい歌多いですよ松田聖子さんは…
返信する

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