あの街で夢を追いかけ
あの街で夢を諦めた
夢を追いかけることには
それなりのリスクもあった
ワガママにならなければ
夢を掴めないなどと
勘違いもあった
あの街で初めて訪ねてきてくれた
大事な人との
さよなら
あの街で夢を追いかけ
あきらめて
さよならした
あの街で親友だと思っていた
アイツとも袂を分けて
さよならした
♪思えば5年前一人でここへ来た
あゝさよなら
夢みたこの街よ
もう、帰れない…
色んなことが
めまぐるしく移り変わった
あの頃
一日一日
ジェットコースターのように
降ったと思えばまた
上へ駆け上がる
横へ振られ上へ下へ
日々の早さと
夢を掴むスピードに
乗り遅れてしまった
夢から覚めたのか
夢のままだったのか
今、あの頃をカタチつくった
ものが
跡形もなく
なくなった
誰もいなくなってしまった。
それは
今へ繋がるための
遠回り
周り道
寄り道
無駄な時間ではなく
ここへ、今へ辿り着くための
必要な時間だった。
ありがとう。
かかわっていただいた
全ての人よ
僕は
今もここに
立っている
だから一日一日
丁寧に生きていく
これからも
明日からも…
さよなら…あの街
僕がいたあの街
さよならの街