今の時代
ラブレターって
書いたり
送られたり
送ったりするのだろうか?
いやいや
今じゃ、LINE Instagram SNSで
告白なんか
簡単にできちゃう時代。
心にしたためた 思い。
溜めて、溜めて、また、
溜めて!
心から溢れた言葉をどう
表現するか
カッコつけて文学的に伝えるか?
素直に飾らない言葉で
伝えるか?
一方通行になりがちな
ラブレターを
独りよがりにならないように
考えながら
書いたことをおぼえてる
僕の告白は
もちろん面と向かって
口で言うのと
ラブレターとの二面攻撃!
口では全て思いの丈を伝えれない
から、補足的にやはり、
ラブレターは必要だった。
思い続けた
あれがほんとの
「恋」だった
そして
思いを告げて
付き合いがはじまると
その彼女が僕の部屋に
初めてあがってくれた
女性でも、あった。
思春期、男子の部屋に
彼女を招き入れるというのは
恥ずかしいのと
誇らしさと
なんともいえぬ入り混じった
感情があった。
文通のように
手紙のやりとりで
その後お互いの近況報告をしながら
付き合いは続くが
その手紙も
いわば
「ラブレター」だったのだ
あの、甘酸っぱく、
そして せつなく
また、一生懸命だったあの日
あの頃
電話でもなく
手紙だった。
あの届くまでのタイムラグが
いわば
よろしく哀愁的な
♫会えない時間が愛育てるのさ
〜なんだったんだな
切れ目のない
スピード社会である昨今
すぐ
反応がないと不安になる
そしてすぐ
答えを求めたがる
いささか 人は
昔よりせっかちになってる?
昔は僕もせっかちだったが
今はだいぶ、ましになった。
落ち着いてきた。
ラブレターは
したためたものは
味がある
その文面に
思いが溢れている
逢いたい気持ちが
一字一句
行間にも滲んでいる
そんなラブレター
若い頃は
勢いがそのまま
文字に乗り移っていたんだろうな
今なら
小っ恥ずかしい
ラブレター
もう死語になってるのか
ラブレター
ちゃんとした発音なら
らぶれらぁ〜
誰かに書きたい
ラブレター