明日の葉っぱ(8×8)=69

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卒業 コブクロ

2020-03-03 06:03:00 | 僕の音楽日記
「卒業」や「桜」を題材や、テーマにした歌は
たくさんあって
正直似たり寄ったり
この時期の切ない別れの季節に思う
十八番的な
間違いのない
テーマにそった
歌なのだろうが…


この季節
思いが交錯する中
感傷的にならないわけがないし、
だからその時点でアドバンテージは
あるわけで
それを差し引いて
腰を据えてじっくり
聞いていって
「卒業」だったり、
「桜」だったりのタイトル曲の真価がわかるような気がする。

「卒業」を題材にした
今回の
コブクロの曲。
果たして…

正攻法なアプローチがまた、
彼らの原点の良さが滲み出た
歌になっている。

尖ってたがむしゃらで駆け抜けた
最初の頃のコブクロさんも
丸みを帯びて
まろやかな歌声とともに
重ねてきたキャリアからの
余裕が
「卒業」という歌のもつ
良くも悪くも
アドバンテージのもつ位置から
もう一歩先にいった感じがして
非常に
心地よく
卒業する生徒の立場から
見守る保護者や大人の立場からの
目線に上がって歌ってる
そんな心情に変わっているような
気がする。
それだけ歳もとったわけだし(笑)


男性デュオとして
トップを張ってきた自負に引っ張られない余裕が
歌唱に奥行きとまろやかさをつけて
柔らかく歌う黒田さんのその歌い方がより、「卒業」という歌を
コブクロのもとから
離れていけるようにも
している感じもする。

昨今のコロナウィルス騒ぎで
卒業式の中止を言われたり
休校措置でこの別れのシーズンに
変化をもたらしているが、
今回の「卒業』の歌は
そんな卒業式にちなんでともに歌うように計画されていたりしていたと聞く。

合唱曲
用の歌とでもいったら言い過ぎ
かもしれないけど…

ピュアな雰囲気も失わず
よく作られた歌だと思う。

普通のことが
普通になされない
そんな
昨今。
少しずつ
少しずつ
何か歯車がズレて
いっている
気がしてならない。

当たり前の大切さ
繰り返される日常のありがたさ

ひとつの区切り
旅立ち、卒業
別れと出会いの季節は
人を大きく成長させてくれる
例年と違う今年の卒業
はそこに居合わせた人々にとって
印象的であり、より、心に刻まれる
事でしょう。
形を変えて
普遍的なものも
心に刻みこんでいくのだろうと…








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