明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

ほおづえをつく女 風

2021-05-25 19:44:00 | 僕の音楽日記
サードアルバムの一曲目
シングルにもなった
「ほおづえをつく女」

泣きのギターから始まる
ファンキーでブルージーな
「風」の変貌をカタチつけた

マイルストーン的な作品。

フォーキーな風の作風が
AOR調の洗練された音に
変わりつつ
ニューミュージックの旗手として
名を挙げだした
感じの1976年の事
前作の
「ささやかなこの人生」からの
曲調の変化は
必然的に
風が変わりつつある
時期にきていた

フォーキーな作品での限界を
「ささやかなこの人生」で
悟ってしまったのだろうと
推測する

その作品までは
「かぐや姫」をどこか引きずっているような
フォーク色を抜け切ることへの
躊躇が感じられ、
自由にみずからの音楽を展開
するための
「風」だったのだから

元かぐや姫という
通行手形を捨てて
「風」の伊勢正三としての
作品
毛色の違う
「ほおづえをつく女」の発表は
少々戸惑いと軽い驚きだった。

しっかりとした音で
また、詩の内容も
正やんらしく
ドラマ風の作品

この手の
影のある
荒ぶれた女を表現
させたら
なかなかの
正やん。


あれから40年以上たってるのに
古さを感じない
「ほおづえをつく女」

実にカッコいい!
新生 「風」にふさわしく
新しい風が吹いた。





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2 コメント

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Unknown (ピーちゃん)
2021-05-25 20:24:31
この曲何度も何度も聴きました
懐かしい〜♫
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Unknown (aoi-tuki-no-waruz)
2021-05-25 21:14:15
何度聞いても
今、また聞き直しても
全然色褪せてませんね
返信する

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