
時代を変えるのは常に青春で
老いた常識よりはるかに強く
時代をいくつもまたぐと
そこにはその時代においての流行やら傾向やら
必ずそこに
自分も関わる時期とかがある
よく言われるのは
「流行は女子高生が創る」みたいな考え方があったりする。
世の中を動かしているといえば
大袈裟だけど
そのくらいのエネルギーは
老いた常識より遥かに強い!
流行り言葉、若者言葉
造形語
無難にかわす
言葉もあったりする
それは男も女も
だけど
その代表的なコトバは
いつも思うんだけど…
女子って
とりあえず
「わぁぁ カワイイ〜!」という言葉を発する
これは一種の普遍的な
とりあえずコトバ
とりあえず言っとこうか
みたいな
何が?どの辺が?説明が欲しくなることもある場合も含めて
おおよそ
「カワイイ」って言っとけば無難
だとわかる場面も含めて
使われる
いわば口癖のようだ
男子は
たぶん
「とりあえず…」
だと思う
そして
「逆に…」なんて言葉も
よく使われる
その使い方は
便利だし
事を荒立たない状態を
保って
軽く主張を入れるときにも
使いやすい
「とりあえず、ビールで…」
「とりあえず、お開きで」
「とりあえず そういう事で」
「逆に、これはどうだろう」
「逆に、自分なら」
どれも
波風を立てないように
それでも自分の意思を軽く伝える
繋ぎの言葉
自分を馴染ませようと
するための精一杯の意思表示
その時代に
その場所に
その街に
その瞬間に
自分が自分らしく両足で
大地を踏み締めて
見えない敵とも
戦っていた時代
そんな街に確かに
僕もいた。
月日は流れて
戦う相手も
戦いを挑むものも
もう消え失せかけて
時代の
流行の
中心から
自分が外れたときから
大変さや背負うものから
徐々に距離と立ち位置は変わっていく
そういった
気を使って発する
無難なコトバ
使い勝手のいいコトバ
はおおよそもう必要なくなってきている
もう、都会に自分を馴染ませようと
することも
無理しなくていいんだ
いつか
懐かしく
街の歌でも
聴き、歌う日が来た時
とんがっていた自分を思い出すんだろう。