『ただ一度だけ、このアルバムのために集まった巨星たち。なにものにも変えがたい自由がそこにあった。』
こんな感じだった、CDだと
1976年11月10日発売の
フォーライフレコード からの
少し早い
クリスマスプレゼントだった。
拓郎、陽水、泉谷、小室
4氏による
クリスマスお正月にちなんだcover曲や一部オリジナル。
レコードでの発売ジャケットは
当時は
こんな感じだった、CDだと
2001年では
今、思えば
企画としての
「クリスマスアルバム」は有り。
でも
既存の歌、をcoverするだけなら四人が一堂に介して
やるものに値したのだろうか?
作詞担当
作曲担当
それぞれがあっても良かったのでは…
でも…
あの時はそれぞれの個性と
時間を束縛しない
自由もまた、そこには
あったのだろうと
四人という
巨星が集まって出来た
フォーライフレコード
「自由」の名の元に
誰かに言われて
誰かから指示されて……
その事がない
その事をしなかった。
その事ができなかった。
踏み込めなかった
「自由」と引き換えに
結果的には
商売としてのシビアさが
出た感じ。
フォーライフレコード の屋台骨が揺らぐほどの
難へ陥る事態になろうとは…
思い出作りのアルバムだったとおもえばそれはそれで
良かったと思える。
拓郎さんの楽しそうな雰囲気
泉谷さんの無邪気さ
小室さんの優しい感じ
陽水さんのマイペース感
充分に伝わってきた。
毎年クリスマスになると
聞くこのアルバム、音源。
泉谷しげるさんの
無邪気な
「きよしこの夜」
そしてその後
カッコよく
聴かせる
拓郎さんの
「諸人こぞりて」
今日はクリスマス。
もう、ツリーも
ケーキも
プレゼントもない
クリスマス。
厳かに…