宇宙へのツイッター

踏まれた足を退けることが出来るまで
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ようこさんの6分の1のヨーコちゃん

2022-06-06 12:54:52 | 日記

朝から雨です

夫は出勤

雨は嫌いじゃないけどね

右手首を骨折しギブスで固められた専業主婦は 犬を散歩にすら連れていけない無力さを思い知らされて 幼馴染みの ヨーコちゃんのことを思い出した

私の周囲にいる ようこさん6人のうちのひとりである

 

そのヨーコちゃんが この雨の日に思い出されたのは 「今度生まれるときは 男がいい」 と言ったことが忘れられないから かも

彼女は 地元の地主さんに嫁ぎ 議員さんのご主人を支えながら 花の種蒔きを私と競いつつ 野菜作りにも勢を出している

あるとき ご主人と険悪な状態になったことで 彼女の話の聞き役になることがあった

おとなしいとは お世辞にも言えない彼女のことだから 議員というご主人の立場に彼女が立ち入り過ぎた事が原因らしい

黙っていられなかったヨーコちゃんは ご主人に諫められて気持ちの持って行きどころがなかったのでしょう

若いころから 趣味が高じた事業を起こしたいような夢を語ることがあった ヨーコちゃん

専業主婦に収まるタイプではないヨーコちゃんは 今日のような雨の日は 「男に生まれたかった」 という思いを募らせているんだろうな 

 

私は 

生まれ変わっても 女がいい

 

少し前の やはり雨の日のできごと

朝は曇りだったから 夫はウォーキングに向かい 私も 雨になる前にと 外に出た

やがてポツポツと降り出した雨が 慌てて帰る途中に本降りとなり 庇のある地域の施設で雨宿りする羽目に 

ウォーキングの夫はどうしているかと ラインに書き込んだら どこかスーパーに入ったとの返信あり

家族のラインだったから 娘が このヤリトリを見て 爺はともかく 右手がギブスの私のことが気になったらしく

土曜日で在宅だったパパが 車で私を迎えに来ることになったのだけれど 私は 娘家族には縁のない方向へ出たため 私の所在地が 婿くんには分からない

そこで娘が 「その辺の写真を撮って送って」 というので 周囲の風景を撮って送信した

大通りから奥に入った住宅街だから たぶん分からないだろうな と思って 雨が止むのを待つ覚悟でいたところ

ものの数分で 見覚えのある車が視界に入り ナンバーを確認してビックリ

この婿くん

娘と結婚した1年目に義父が亡くなり 初めて訪れた夫の実家で北枕の話になって 方角を言い当てたときも 地図の読めない女の私と娘をビックリさせたことがあったっけ

 

 

男だったら たぶん私は生きていけない

片手で傘をさしては 犬を散歩にも連れていけない情けなさで 半分オトコのヨーコちゃんを思い出し ちょっとナーバスになっているギブスの女であ~る