宇宙へのツイッター

踏まれた足を退けることが出来るまで
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通学路に面した暮らしの中で

2022-06-28 09:30:20 | 日記

今日も 日の出前にと ベランダの水やりを終えて部屋に戻ると 夫が昨日の残りご飯をケチャップで炒めている

傍らに卵があるので 「あ~っ! なんかオムライスが食べたかったんだ~!」 と 昨日からの本心が口に出たところ

「以心伝心ですよ」

と ふざけたことを言うので 爆笑してしまったけれど

このところの 朝ご飯ができるまでのルーティンでPCを立ち上げると さっき目にしたベランダでの光景が蘇った

いつもなら 8時ころ いわゆるミドリノオジサンのホイッスルに誘導されて登校する小学生が まだ7時前なのに ポツポツと登校している

ふっと気付くと 大きなリュックを背負って 手には水筒

そうか~

今年は 日光に行けるのね~

ホロリよりも よかったね~ の方が上回る私の胸の内も 束の間

対面の歩道で 友達に何やら話しかける男の子が こちらに向けた表情は マスクに覆われて見えない

 

リュックを背負う時と場合では有り得ないはずの マスク姿である

 

2020年の春 娘からラインに届いた卒業式に臨む👧ちゃんの 制服にマスク姿は 言葉にならないほどの切なさがあったけれど 今になって思えば そんな程度の比ではない

 

日光街道の杉並木を走るバスの中では 事前に準備した歌集を広げて ♪ 森へ行きましょう~娘さん~ とか いえ今なら 鬼滅の刃のテーマソングなんかを みんなで大合唱とか

お宿では お決まりの 枕投げ とか?

そのような思い出を作ることも無く 「話さない」 「近づかない」 という先生の声だけが記憶に残る修学旅行になるのかな なんて思うと どうしようもなく胸がつまったけれど

 

ベランダから見えた リュックを背負うマスク姿は 2泊3日のうちの ほんの一コマ

 

思えば 👧ちゃんの卒業式では 担任の先生が 3クラスそれぞれのクラスカラーと同色の羽織袴を身にまとい 卒業式会場に現れるという 生徒も保護者にも感動のサプライズがあったという

 

ここで何も一人の老婆が憂うことでも無く きっと先生も生徒たちも 今の世情を受け入れた上で 日光での楽しい企画が盛りだくさん予定されているに違いないわね

行ってらっしゃい!

 

1000輪の花をつけるというサンビリーバブルの第1号

花そのものは フツー (*´▽`*)