日々是好舌

青柳新太郎のブログです。
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大震災原発事故の歳も暮れ

2011年12月27日 10時15分53秒 | 日記
今年も残すところ5日になりました。

今年は阪神淡路大震災に続く戦後2度目の大震災の年でした。
阪神淡路大震災の時も神戸の街が炎上したり高速道路が倒壊したりして大きな被害をもたらしましたが、今回の東日本大震災は地震・津波と合わせて東京電力福島第一原発の原子炉3基がメルトダウンを起こすという大惨事になりました。

結果的には、この原発事故に伴う放射能拡散が取り返しのつかない被害を引き起こすことになったのです。

あのときのテレビ画面をいまでも思い起こすことが出来ますが、頚の短い福耳の枝野前官房長官の発言は繰り返し「直ちに影響はない」などという甘い認識のもので今日の深刻な事態とはおよそかけ離れた印象であった。

原発事故の発生当初から「官僚軽視」の菅前総理の事故対応は後手後手に回ることになり、結果としてベントや注水の遅れを招き最悪のメルトダウンにつながったことは、これまでの検証でほぼ解明されたようである。

今後の事故解明の過程で新しい事実が次々に出てくると思われるが、特に最高責任者の菅前総理や枝野前官房長官などは当時の状況を包み隠さずに発表して欲しいものである。

原発事故は廃炉して解体するまでに40年はかかるという長い工程であるから、その間に新たな事故を起こさないように慎重に事を進めてもらいたいものである。

今年記憶に残るもう一つのニュースは北朝鮮の金正日総書記の死去である。
良いにせよ悪いにせよ北朝鮮の独裁者として一国を統率してきたのであるから、その死の影響は少なからぬものがあるのだろう。

北朝鮮のことは拉致問題や核問題など限られた場面でしか語られることがないのであまり詳しくは分からない。新しい権力者・指導部が国際社会や近隣諸国に少しでも融合してくれることを期待したい。