静岡市教育委員会の高木雅宏教育長は12日、市役所清水庁舎で会見を行い、静岡市清水区の市立飯田中学校に勤務している岡部博教諭(30歳)が、顧問をしていた女子ソフトテニス部員の着替えを盗撮していたとして、謹慎処分にしたことを明らかにした。
高木教育長は会見で「不祥事が続き、まことに残念。厳正に対処したい」といつもどおりの決まり文句で陳謝した。謹慎処分のあとでどうなるのか明らかではないが、こうした異常な性癖を持つ教師は教育者としてふさわしくないことは明白である。手ぬるい処分で済まさないことが肝要である。
静岡市教育委員会の発表によると、当該教師は6日午後5時ごろ、勤務先中学の教室に録画録音機能付き小型レコーダーを設置し、部活を終えた女生徒16人の着替えの様子を盗撮したものである。
ことの発端は、着替え前のミーティングのときに、同教師が教室後部のロッカー付近で不審な動きをしたことで、教師の退室後に女生徒たちによって本の間に挟まれたレコーダーが発見された。
このレコーダーはモニターのない携帯電話ぐらいの大きさで、女生徒たちは隠しカメラとは気づかないまま帰宅した。
同日の夜になって、生徒からこの話を聞いた保護者からの通報で校長らが教師から事情を聴いたが、教師は「黒いケースがあってゴミ箱に棄てた」と盗撮を認めず、持ち帰ったレコーダーは自分の車の中でばらばらに分解したと供述した。
後日、校長らからの再度の聴取でこの教師は盗撮を認めた。壊されたレコーダーは静岡市教育委員会に保管されているが、盗撮された映像はまだ確認されていない。
静岡市教育委員会は9日に、教師から詳しい事情を聴き、10日に清水警察署へ届けた。
12日夜、同校の保護者を対象に説明会が開かれ、13日には臨時の校長会が開かれる。
静岡市では本年5月にも市立中学の男性教師が教え子に対する強制わいせつ罪で逮捕された事件があり、昨年10月には市立小学校の校長が知人女性へのセクハラ行為で依願退職している。
教育界の荒廃はこのブログでも繰り返し取り上げているが、何故このような不祥事が繰り返されるのかというと、その最大の理由は「当事者意識の欠如」である。
教育長も教育委員も校長も教頭も教師もどいつもこいつも不祥事は他所の学校の出来事、他人事として捉えているのである。教育界という閉鎖社会の仲間意識だけでやっているからそうなるのだ。
緊急校長会を何度開いても、通達を何度出しても、教師を対象にした講習会を何度開いたとしても、こうした事件は後を絶たないだろう。
高木教育長は会見で「不祥事が続き、まことに残念。厳正に対処したい」といつもどおりの決まり文句で陳謝した。謹慎処分のあとでどうなるのか明らかではないが、こうした異常な性癖を持つ教師は教育者としてふさわしくないことは明白である。手ぬるい処分で済まさないことが肝要である。
静岡市教育委員会の発表によると、当該教師は6日午後5時ごろ、勤務先中学の教室に録画録音機能付き小型レコーダーを設置し、部活を終えた女生徒16人の着替えの様子を盗撮したものである。
ことの発端は、着替え前のミーティングのときに、同教師が教室後部のロッカー付近で不審な動きをしたことで、教師の退室後に女生徒たちによって本の間に挟まれたレコーダーが発見された。
このレコーダーはモニターのない携帯電話ぐらいの大きさで、女生徒たちは隠しカメラとは気づかないまま帰宅した。
同日の夜になって、生徒からこの話を聞いた保護者からの通報で校長らが教師から事情を聴いたが、教師は「黒いケースがあってゴミ箱に棄てた」と盗撮を認めず、持ち帰ったレコーダーは自分の車の中でばらばらに分解したと供述した。
後日、校長らからの再度の聴取でこの教師は盗撮を認めた。壊されたレコーダーは静岡市教育委員会に保管されているが、盗撮された映像はまだ確認されていない。
静岡市教育委員会は9日に、教師から詳しい事情を聴き、10日に清水警察署へ届けた。
12日夜、同校の保護者を対象に説明会が開かれ、13日には臨時の校長会が開かれる。
静岡市では本年5月にも市立中学の男性教師が教え子に対する強制わいせつ罪で逮捕された事件があり、昨年10月には市立小学校の校長が知人女性へのセクハラ行為で依願退職している。
教育界の荒廃はこのブログでも繰り返し取り上げているが、何故このような不祥事が繰り返されるのかというと、その最大の理由は「当事者意識の欠如」である。
教育長も教育委員も校長も教頭も教師もどいつもこいつも不祥事は他所の学校の出来事、他人事として捉えているのである。教育界という閉鎖社会の仲間意識だけでやっているからそうなるのだ。
緊急校長会を何度開いても、通達を何度出しても、教師を対象にした講習会を何度開いたとしても、こうした事件は後を絶たないだろう。