第94回全国高校野球選手権大会静岡大会は昨日25日、沼津市のあしたか球場で準決勝戦が行われ、我輩の母校・静岡商業が延長14回の熱戦を制して静清高校を下し決勝戦へ駒を進めた。
決勝戦は明日27日、あしたか球場で常葉橘高校を相手に行われる。
静岡商業高校は昭和27年に選抜大会に優勝したこともあるが、それ以来春夏とも全国優勝からは遠ざかっている。
県大会の決勝進出は5年ぶり、優勝して甲子園に行くことになれば6年ぶりということになる。
さて、25日の準決勝戦ではNHK静岡放送局が勝利した静岡商業の校歌が流れている際に、テレビ画面には静岡市立商業校歌の歌詞を字幕で流すという失態もあった。
【硬式野球部の活躍】
静岡商業硬式野球部は戦前から甲子園に出場している古豪であり、プロ野球選手も多く輩出している。創部は昭和3年と、同じく静岡の古豪である静岡高校と比べるとかなり後発であるが、甲子園では優勝1回、準優勝2回、ベスト8が3回と好成績を挙げている。夏の選手権で初戦敗退が一度も無いことも特筆できる(2007年現在)。「芸術品」とまで謳われたバント戦法と足を絡めた機動力野球がお家芸。ライバル静岡高校との定期戦は古くから「静岡の早慶戦」と言われており、戦前から現在まで続いている。また軟式野球部も全国大会優勝2回、準優勝4回を誇る。
【甲子園通算成績】
出場:春6回、夏9回
勝敗:春6勝5敗、夏17勝9敗
優勝:1952年春
準優勝:1954年夏、1968年夏
選抜大会記録 連続試合完封4 田所善治郎(1952年2回戦~決勝)
選手権大会記録 1試合最多得点差23(1936年1回戦 27-4長野商)、1試合最多犠打9(2006年1回戦 八幡商戦)
【年表】
1928年 - 創部
1934年 - 第11回選抜中等学校野球大会(現選抜)出場
1936年 - 第22回全国中等学校優勝野球大会(現選手権)出場
1952年 - 第24回選抜高校野球大会優勝 田所善治郎投手(元国鉄)が全試合完封の快挙。阿井利治(元国鉄)、望月教治(元ヤマハ発動機監督他)らが活躍。
1953年 - 第35回全国高校野球選手権大会出場 阿井利治、望月教治らが前年より残る。
1954年 - 第36回全国高校野球選手権大会準優勝 興津立雄(元広島)、滝英雄(元阪神)、松浦三千男(元阪神)らが活躍
1955年 - 第27回選抜高校野球大会出場
1959年 - 第41回全国高校野球選手権大会出場 朝井茂治(元阪神他)
1966年 - 第48回全国高校野球選手権大会出場 奥柿幸雄(元サンケイ)
1968年 - 第50回全国高校野球選手権大会準優勝 新浦壽夫(元巨人)が一年生エース、藤波行雄が中心打者として活躍
1969年 - 第51回全国高校野球選手権大会ベスト8。 前年に続き藤波行雄が中心打者として活躍。新浦が中退して巨人に入団してしまったため松島英雄(元大洋)がエース、後にプロ野球で大成する池谷公二郎(元広島)は控え投手。 準々決勝の相手は、この大会の決勝で三沢高校と延長18回再試合の熱戦を演じた松山商であったが、秋の国体では準決勝で松山商を破り雪辱を果たした後、優勝している。
1972年 - 第44回選抜高校野球大会出場 秋田秀幸(元中日)
1973年 - 第45回選抜高校野球大会出場 秋田秀幸
1974年 - 第56回全国高校野球選手権大会ベスト8 高橋三千丈(元中日)が大エースで漆畑和男(プリンスホテル)、大石優治らが活躍。一年生に大石大二郎(元近鉄)、久保寺雄二(元南海)がいた。
1975年 - 第47回選抜高校野球大会ベスト8 大石大二郎、久保寺雄二らが活躍。不祥事のため大会後に1977年までの2年にわたり対外試合出場禁止の処分を受ける。
2006年 - 第88回全国高校野球選手権大会に32年ぶり出場。
残念ながら母校静岡商業は決勝戦で負けてしまいました。グヤジイっ!!
決勝戦は明日27日、あしたか球場で常葉橘高校を相手に行われる。
静岡商業高校は昭和27年に選抜大会に優勝したこともあるが、それ以来春夏とも全国優勝からは遠ざかっている。
県大会の決勝進出は5年ぶり、優勝して甲子園に行くことになれば6年ぶりということになる。
さて、25日の準決勝戦ではNHK静岡放送局が勝利した静岡商業の校歌が流れている際に、テレビ画面には静岡市立商業校歌の歌詞を字幕で流すという失態もあった。
【硬式野球部の活躍】
静岡商業硬式野球部は戦前から甲子園に出場している古豪であり、プロ野球選手も多く輩出している。創部は昭和3年と、同じく静岡の古豪である静岡高校と比べるとかなり後発であるが、甲子園では優勝1回、準優勝2回、ベスト8が3回と好成績を挙げている。夏の選手権で初戦敗退が一度も無いことも特筆できる(2007年現在)。「芸術品」とまで謳われたバント戦法と足を絡めた機動力野球がお家芸。ライバル静岡高校との定期戦は古くから「静岡の早慶戦」と言われており、戦前から現在まで続いている。また軟式野球部も全国大会優勝2回、準優勝4回を誇る。
【甲子園通算成績】
出場:春6回、夏9回
勝敗:春6勝5敗、夏17勝9敗
優勝:1952年春
準優勝:1954年夏、1968年夏
選抜大会記録 連続試合完封4 田所善治郎(1952年2回戦~決勝)
選手権大会記録 1試合最多得点差23(1936年1回戦 27-4長野商)、1試合最多犠打9(2006年1回戦 八幡商戦)
【年表】
1928年 - 創部
1934年 - 第11回選抜中等学校野球大会(現選抜)出場
1936年 - 第22回全国中等学校優勝野球大会(現選手権)出場
1952年 - 第24回選抜高校野球大会優勝 田所善治郎投手(元国鉄)が全試合完封の快挙。阿井利治(元国鉄)、望月教治(元ヤマハ発動機監督他)らが活躍。
1953年 - 第35回全国高校野球選手権大会出場 阿井利治、望月教治らが前年より残る。
1954年 - 第36回全国高校野球選手権大会準優勝 興津立雄(元広島)、滝英雄(元阪神)、松浦三千男(元阪神)らが活躍
1955年 - 第27回選抜高校野球大会出場
1959年 - 第41回全国高校野球選手権大会出場 朝井茂治(元阪神他)
1966年 - 第48回全国高校野球選手権大会出場 奥柿幸雄(元サンケイ)
1968年 - 第50回全国高校野球選手権大会準優勝 新浦壽夫(元巨人)が一年生エース、藤波行雄が中心打者として活躍
1969年 - 第51回全国高校野球選手権大会ベスト8。 前年に続き藤波行雄が中心打者として活躍。新浦が中退して巨人に入団してしまったため松島英雄(元大洋)がエース、後にプロ野球で大成する池谷公二郎(元広島)は控え投手。 準々決勝の相手は、この大会の決勝で三沢高校と延長18回再試合の熱戦を演じた松山商であったが、秋の国体では準決勝で松山商を破り雪辱を果たした後、優勝している。
1972年 - 第44回選抜高校野球大会出場 秋田秀幸(元中日)
1973年 - 第45回選抜高校野球大会出場 秋田秀幸
1974年 - 第56回全国高校野球選手権大会ベスト8 高橋三千丈(元中日)が大エースで漆畑和男(プリンスホテル)、大石優治らが活躍。一年生に大石大二郎(元近鉄)、久保寺雄二(元南海)がいた。
1975年 - 第47回選抜高校野球大会ベスト8 大石大二郎、久保寺雄二らが活躍。不祥事のため大会後に1977年までの2年にわたり対外試合出場禁止の処分を受ける。
2006年 - 第88回全国高校野球選手権大会に32年ぶり出場。
残念ながら母校静岡商業は決勝戦で負けてしまいました。グヤジイっ!!