日々是好舌

青柳新太郎のブログです。
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自由律俳句にいらぬ季語切れ字

2012年07月16日 09時42分25秒 | 日記
◆ おめかし婆の声華やいでいる  白兎句

 平成元年の8月に今の桜町へ定住したから早いものでもう24年目になる。それ以前から勤務先が桜町にあったので町内の人たちとの付き合いは三十年以上になる。

 定住した当時、家の裏側に木造平屋建ての市営住宅が十数戸あったがだいぶ前に取り壊されて跡地を民間へ払い下げしたので今では個人の住宅地になっている。

 市役所では市営住宅十数戸の内の一戸だけを残して『老人の家』として地域の老人会へ貸与している。

 私が初めてこの町へ来たころ、四〇、五〇の女ざかりだった女性たちが、七〇、八〇と熟成して今では『老人の家』を牛耳っている。

 散歩のたびに『老人の家』の前を通ると、窓から顔を出した知り合いの熟女が手招きをして、私にも老人会へ入会せよという。私も還暦を過ぎているので入会資格があるのだそうだ。

 冬の間はいかにも年寄り臭い服装だった熟女たちも夏の装いに変り、こころなしか腰もしゃんと伸びているように感じた。
 
 私が所属する随句「草原」ではインターネットによる互選句会をしております。会費は年間で6,000円ですが毎月の句誌代を含みますから安いです。主宰・北田傀子先生の選句もあります。

 自由律俳句に興味がある方のご参加をお待ちしております。