はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

リラ・ポート対サンピア

2008-10-22 | ニュースから
2008年10月22日(水曜日)
19日、サンピア敦賀のことをブログに載せたばかり・・・
今日は福井新聞の社説にもそのことが取り上げられていました。

河瀬一治敦賀市長も「落札者がスケート場などの機能を存続するなら、
向こう10年間は固定資産税の一部を補助金として還元してもよい」
と後押しした・・・というけれど、
試算では固定資産税がおよそ2100万円程度
ここ2年間、サンピアの赤字が年間2200万円・・・

スケート場を残してくれるならと、2100万円の補助金を出すのは
?????がわきあがってくるばかり・・・

ちょうど、今日は総務常任委員会の所管事務調査のために
休刊日となっているリラ・ポートきらめき温泉に
行ってきたばかりなんです。

リラ・ポートには宿泊施設がないけれど、サンピアにはある
リラ・ポートは温泉があるけれど、サンピアにも大浴場がある
リラ・ポートはぜいたくではないけれど庶民的でもなく
ちょっと中途半端な施設であるが
サンピアはシティ・ホテルの雰囲気も味わえる
リラ・ポートは温泉だけが売りだけど
サンピアはスケート場や結婚式場もある
リラ・ポートは研修・会議・講演会等には不向きだけれど
サンピアは研修、会議や講演会にも使うことができる
リラ・ポートは公共の施設であるが
サンピアは純然たる民間企業になる

市長はリラ・ポートの営業に力を注いでいるが
サンピアにも肩入れしていくつもりである

はてさて、「おおきなお風呂のある施設」が市内に二つ
かたや、指定管理者になっても5千数百万円の管理運営費
民間企業には、赤字相当分に匹敵する補助金・・・

12月には、議会も大揺れ? かもしれません。
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news6/index.php
【ニューサンピア敦賀 利用促進が最大の支援】
 民間譲渡が進められている厚生年金施設の中で、
県内の話題を集めていた敦賀市の
厚生年金健康福祉センター「ウェルサンピア敦賀」が、
「ニューサンピア敦賀」として再出発することになった。
北陸で唯一の公認アイススケートリンクも存続し、
日本スケート連盟はじめ体育界や署名活動を進めてきた市民らは一安心だ。
ただ優良施設といわれながら、ここ2年間は赤字を計上している。
民間経営になった以上、採算性の向上が長期存続の決め手となる。

今春、年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)が競争入札での売却を
公表すると、体育関係者や市民らが、存続へ向け署名活動を展開。
約3万7000人を集め大きな輪となった。
河瀬一治敦賀市長も「落札者がスケート場などの機能を存続するなら、
向こう10年間は固定資産税の一部を補助金として還元してもよい」
と後押しした。

2度の入札を経て10月、地元・敦賀の教育用品製造会社の関連会社
「エー・アンド・ジー」が、最低価格の5億3900万円で落札した。
同社はほぼ全職員を再雇用し、早々とスケート場の存続を表明。
11月1日からのスケート場開場に向け急ピッチで準備に入っている。

ただ民間となった以上、長期存続には経営の安定がカギとなる。
これまで民業圧迫だと手つかずだった、主収入源の
婚礼や宿泊部門の立て直しが図られそうだ。
さらに公的支援として、敦賀市との間で
補助金を受けるための交渉が控えている。

試算では同施設全体の固定資産税は2100万円程度。
これまでは国の施設だったが、民間となると納税は義務だ。
昨年度の同施設の経常収支は約2200万円の赤字だった。
来年度からの補助開始に向けて、金額や理由付けが市議会に上程される。
当然、市議会や市民を納得させる内容でなければならない。
今のところスケート場部分(全体の約3分の1)
相当額からの交渉になるといわれている。

また、昨年度の施設利用者数は約20万5000人で、
ここ5年間で2割ほど減少した。
スケート場も2006年度こそ、荒川静香効果から
4万1000人が来場し近年で最高となったが、
昨年度は3万6000人に減少。
県スケート連盟などは「施設を残してもらった以上、
最大限の支援をしたい」と、全国規模の大会開催や、
アイスホッケーやショートトラック、
フィギュアなどの合宿誘致に全力を挙げる。

国内の屋内スケートリンクは現在、約90カ所。
10年前に比べ30カ所以上も減っている。
それだけに、存続に署名した体育関係者や市民らは、
再出発する同施設をとにかく利用してほしい。
市民・県民が足を運ぶことが最大の支援策となる。
また立地市が身銭を切る英断をしている。
スポーツ振興による健康・長寿県をめざす県や県内体育界は、
日本海側屈指のスポーツ施設への援助や活用策に知恵を絞ってほしい。
コメント
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