金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【3歳戦回顧】 1月11日~13日

2025-01-13 15:51:51 | 競馬

 

 土曜日は中京1Rダート1800mを勝ったバゴ産駒エンマ。後方13番手待機で脚を溜めます。先行したデュジャックが作った前半1000mのラップは1分2秒3と平均ペース。3コーナー過ぎからエンマがマクリ気味に先頭に立って、そのまま直線へ。直線に入ると、エンマが後続を突き放して4馬身差をつけて圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分53秒8。2着には、マクリ気味に前進してきたジャスタウェイ産駒エポエポサン、3/4馬身差の3着には、7番手から差してきたストロングリターン産駒シドニーホバート

 

 中京5R芝2200mを勝ったレイオデロ産駒マイユニバース。6番手追走で脚を溜めます。逃げたアルハイルフォードの前半1000mのラップは1分2秒6とややユッタリペースに。直線に入るとまず、馬場の中央からハービンジャー産駒アロンディが先頭に立ちますが、残り100mのところで外からハービンジャー産駒バルナバが交わします。さらにゴール前でマイユニバンスが鮮やかに差し切って3/4馬身差で快勝。良の勝ちタイムは2分16秒5。2着にはバルナバ、2馬身差の3着にはアロンディ

 

 中山5R芝2000m新馬を勝ったサンダースノー産駒の牝馬エナジーショット。好スタートから3番手追走へ。逃げたマーメイドスカートの前半1000mのラップは1分3秒2とスローペースに。直線に入るとまず、2番手からカリータフェリスが先頭に立ちますが、すぐに3番手からエナジーショットが抜け出します。そのまま後続に1/2馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは2分4秒1。2着には、6番手から差してきたバゴ産駒ミサレッドダイヤ、クビ差の3着には、4番手からドゥラメンテ産駒ラムコーク

 

 中京6R芝1200m(3歳1勝クラス)を勝ったキングマン産駒フードマン。好スタートから3番手追走へ。逃げたタワーオブロンドン産駒セディバンの前半3ハロンのラップは34秒4と平均ペース。直線に入ると、逃げるセディバンにカンシンが並びかけますが、その後ろからフードマンがまとめて2頭を交わします。そのまま後続に1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分10秒0。2着には、最後方7番手から差してきたカレンブラックヒル産駒ガンマジーティーピ、アタマ差の3着には逃げたセディバン

 

 中山7R芝1600mを勝ったモズアスコット産駒の牝馬ニシノヒナアラレ。好スタートから4番手追走へ。逃げたスパイウェアの前半3ハロンのラップは34秒6と平均ペースに。直線に入るとまず、ヤマニンパルフェが先頭に立ちますが、馬場の中央からニシノヒナアラレが抜け出して、そのまま後続に3/4馬身差をつけて勝利。良の勝ちタイムは1分34秒4。2着には、2番手からフィエールマン産駒フォルテム、3/4馬身差の3着には、10番手から追い込んできたイスラボニータ産駒サクラアドリア

 

 中山9Rダート1800m黒竹賞(3歳1勝クラス)を勝ったアメリカンファラオ産駒ルクソールカフェ。好スタートから2番手追走へ。逃げたアメージングの前半1000mのラップは1分1秒6と平均より流れるペースへ。4コーナー手前でルクソールカフェが早め先頭に立ちます。直線に入ると、ルクソールカフェがスピードを加速、後続を突き放して5馬身差をつけて圧勝。ダート稍重の勝ちタイムは1分52秒8。2着には、6番手から差してきたカンタロス産駒ベリタバグス、3馬身差の3着には、最後方13番手から追い込んできたルーラーシップ産駒シャイニーシップ

 

 中京12R芝1600mを勝ったナイトオブサンダー産駒マッドマックス。好スタートから2番手追走へ。逃げたデアリングエアの前半3ハロンのラップは35秒3とややスローに。直線に入ると、マッドマックスが早め先頭に立ち、そのまま後続を突き放して3馬身差で完勝。良の勝ちタイムは1分36秒1。2着には、4番手から差してきたスワーヴリチャード産駒マルーンベレー、1馬身1/4差の3着には、3番手からキタサンブラック産駒キントラダンサー

 

 日曜日は中京1Rダート1800mを勝ったホッコータルマエ産駒メイショウズイウン。5番手追走で脚を溜めます。逃げたオドラニャソンソンの前半1000mのラップは1分3秒1とややスローの流れに。直線に入るとまず、2番手からレッドファルクス産駒レッドボブが先頭に立ちますが、すぐに外からメイショウズイウンがこれを交わして抜け出します。そのまま4馬身差をつけて圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分54秒0。2着レッドボブから5馬身差の3着には、後方14番手から追い込んできたトランセンド産駒メイショウゲキハ

 

 中京2Rダート1400mを勝ったアメリカンファラオ産駒レーティッシュ。好スタートからスピードを活かした逃げへ。前半3ハロンのラップは34秒9と流れるペースに。直線に入ると、レーティッシュがさらにスピードを加速、後続を突き放して6馬身差をつけて圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分25秒5。2着には、後方11番手から追い込んできたマクフィ産駒バルミラクル、3/4馬身差の3着には、3番手からモーニン産駒ブレイジングスター

 

 中山2Rダート1800mを勝ったルヴァンスレーヴ産駒サムシャイン。好スタートから2番手追走、向こう正面で早め先頭へ。前半1000mのラップは1分2秒6と平均よりややスロー。4コーナー手前からサムシャインが後続との差を広げます。直線に入ると、そのまま後続に9馬身差をつけて圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分54秒2。2着には、後方12番手からマクリ気味に差してきたミスターメロディ産駒ハルノアラシ、5馬身差の3着には、5番手からルヴァンスレーヴ産駒オオタチ

 

 中山4Rダート1800m新馬を勝ったニューイヤーズデイ産駒イムホテプ。好スタートからマイペースの逃げへ。前半1000mのラップは1分3秒6と上手くスローに落とします。4コーナー手前からイムホテプがスピードを加速、直線に入ると後続を突き放して9馬身差をつけて圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分54秒4。2着には、7番手から差してきたモズアスコット産駒グレイテストソング、3/4馬身差の3着には、2番手からルヴァンスレーヴ産駒チュウワクリスエス

 

 中京5Rダート1800m新馬を勝ったナダル産駒ナンヨーパワフル。7番手追走で脚を溜めます。逃げたアスクアットバットの前半1000mのラップは1分2秒5とややスローに。直線に入るとまず、2番手からマジェスティックウォリアー産駒メイショウカスガイが先頭に立ちます。これを大外からナンヨーパワフルが追いかけ、残り200m過ぎで鮮やかに差し切って3馬身1/2差をつけて完勝。ダート良の勝ちタイムは1分54秒3。2着メイショウカスガイから7馬身差の3着には、3番手からミッキーアイル産駒リュウジンオー

 

 中山5R芝2000mを勝ったフィエールマン産駒の牝馬ニシノエピカリ。好スタートから2番手追走へ。逃げたポッドロワールの前半1000mのラップは1分1秒3と平均ペースの流れに。直線に入ると、逃げ粘るポッドロワールの横からニシノエピカリが抜け出します。大外からレイデオロ産駒シャンソンドールが猛然と迫りますが、これにクビ差をつけて勝利。良の勝ちタイムは2分2秒0。2着シャンソンドールから1馬身差の3着には、中団9番手から差してきたオルフェーヴル産駒ピエナフェーヴル

 

 中京6R芝2000m牝馬限定を勝ったキズナ産駒レーゼドラマ。好スタートから2番手追走へ。逃げたオルミラベルの前半1000mのラップは1分2秒0と平均ペースに。直線に入ると、レーゼドラマが早め先頭に立って、後続を突き放します。そのまま5馬身差をつけて圧勝。良の勝ちタイムは2分1秒6。2着には、5番手から差してきたエポカドーロ産駒アイスモント、3/4馬身差の3着には、中団10番手から追い込んできたスワーヴリチャード産駒レーヌマロン

 

 中京7Rダート1400m(3歳1勝クラス)を勝ったドレフォン産駒マテンロウコマンド。好スタートから2番手追走へ。逃げたスカイブルーの前半3ハロンのラップは34秒9と平均ペースに。直線に入ると、マテンロウコマンドが早め先頭に立ち、後続との差を広げます。ここに、ジャスタウェイ産駒ピエマンソンとヴォラタイル産駒テーオーエルビスの2頭が猛然と迫りますが、これをクビ差に凌いで勝利。ダート良の勝ちタイムは1分24秒1。2着にはピエマンソン、クビ差の3着がテーオーエルビス

 

 月曜日は中京5R芝1600m新馬を勝ったエピファネイア産駒の牝馬トワイライトシティ。好スタートから4番手追走へ。逃げたファストパスキーの前半3ハロンのラップは36秒5と超スローの流れに。直線に入ると、最内を突いてトワイライトシティが抜け出します。大外からイスラボニータ産駒プリムツァールとラブリーデイ産駒フロウアンドライムの2頭が猛然と迫りますが、これに3/4馬身差をつけて勝利。良の勝ちタイムは1分37秒8。2着にはプリムツァール、クビ差の3着がフロウアンドライム

 

 中山6R芝2200mを勝ったサトノダイヤモンド産駒カーミングライツ。5番手追走で脚を溜めます。逃げたマーゴットコマチの前半1000mのラップは1分1秒7と平均ペースに。直線に入るとまず、馬場の中央からサトノアラジン産駒ヴィアトルが先頭に立ちますが、その外からカーミングライツとウインブライト産駒イフルジェンスの2頭が競り合いのまま抜け出します。ゴールでは、カーミングライツがハナ差前に出て勝利。良の勝ちタイムは2分14秒6。2着イフルジェンスから2馬身1/2差の3着にはヴィアトル

 

 中山7R芝1200m(3歳1勝クラス)を勝ったリオンディーズ産駒モジャーリオ。5番手追走で脚を溜めます。逃げたミッキーアイル産駒マイネルステラ―トの前半3ハロンのラップは34秒7と平均よりやや遅いペースに。直線に入ると、マイネルステラ―トがスピードを加速、後続との差を広げます。しかし、外からモジャーリオが猛然と追い込んできてゴール手前でクビ差交わして勝利。良の勝ちタイムは1分9秒3。2着マイネルステラ―トから1馬身差の3着には3番手からラブリーデイ産駒チムグクル

 

 


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【競馬】 シンザン記念(GⅢ) 中京左回りでサウジRC組が巻返す⁉

2025-01-13 04:33:30 | 競馬

 中京のシンザン記念

 12月の京都の朝日杯FSで、力を出せなかったサウジアラビアRC1~3着馬が出走してきました。

 ここはその3頭、モーリス産駒⑧アルテヴェローチェ、モーリス産駒②タイセイカレント、ダノンバラード産駒①マイネルチケットが中心でしょう。これに、新馬戦での勝ちっぷりが良かったキズナ産駒④リラエンブレムを加えて馬券を組み立てたいと思います。

 

 馬券は、アルテヴェローチェを1着2着固定の三連単12点 ⑧⇔①②④⇒①②④

 

 


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【競馬】 フェアリーステークス(GⅢ) 超難解な3歳牝馬重賞!

2025-01-12 11:53:51 | 競馬

 中山のフェアリーS

 超難解な3歳牝馬GⅢです。出走馬16頭のうち14頭が1勝馬で、抽選を潜り抜けることが出来た運ある馬たちによる重賞レースです(出てれば1番人気が想定されたシホリーンも抽選で外れてしまいました!)。

 

 狙いたいのは、ドレフォン産駒①マイスターヴェルク新馬戦3着でしたが、この時の勝ち馬ファンダムは、そのあとジュニアC(L)も勝って3歳マイル路線の有力馬に2着シホリーンは、そのあとアルテミスS(GⅢ)で4着と好走ここはマイスターヴェルクから勝負であります。

 相手には、アスター賞を勝ったアドマイヤマーズ産駒③ジャルディニエ。そして赤松賞2着のキズナ産駒⑧レイユール

 

 馬券は、本命①マイスターヴェルクの単勝。そして①マイスターヴェルクからのワイド2点 ①⇒③⑧

 

 


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【故 鈴木修氏の思い出】 浜松駅の階段をポンポンと駆け下りてくる・・ あ、鈴木修会長だ!

2025-01-11 01:31:13 | 金融マーケット

 

 昨年12月25日に、スズキ相談役の鈴木修氏逝去(享年94歳)の訃報がニュースで流れました。

 

 

 ワタクシは直接面識があった訳ではありませんでしたが、2007年から2009年にかけて、名古屋で企業年金営業の責任者をしておりましたので、スズキの財務担当役員や人事担当役員に会うために、よく名古屋から浜松へ出かけておりました。

 ワタクシは、朝8時半くらいに、浜松駅改札口で東京から来る運用部門のポートフォリオマネージャーと待ち合わせをする機会が多かったのですが、東京から到着する「ひかり501号」から真っ先に出て、駅の階段をポンポンと駆け下りてくる方が、この鈴木修氏でありました。当時すでに78歳か79歳でいらっしゃいましたが、新幹線駅の階段を「ホイ、ホイ」という掛け声とともに下りてきてそのまま改札を駆け抜けてタクシー乗り場へ直行。そのままスズキ本社へ向かうというのが常。

 とにかく、お元気で明るくて、活動的な方に見えました。鈴木修さんが浜松駅を駆け抜けていくと、地元の方々から「会長!」「おはようございます!」と声がかかる。それに手を振りながら、鈴木会長が「よ!ご苦労さん」と返事をする。そんなシーンを何度も見ました。

 

 軽自動車をはじめとする国内の小型車マーケットで、スズキの存在感を圧倒的にした功労者であるとともに、インドという巨大市場に、日本自動車業界から真っ先に飛び込んで、インド国内でガリバー的地位を確立した大経営者でありました。

 スズキの人事部や総務部に行くと、事務の現場の上にある蛍光灯に、1本ずつ「スイッチ紐」がぶら下がっていて、電灯は小まめに消す、必要な場所だけ点ける、というルールが徹底されていました。よくネジ1本までこだわって拾っていたという逸話が紹介されていますが、事務現場の電灯にしても、一斉に点灯・消灯するなんて許さないコストを管理する人事や総務の人間だったら、そこまでこだわって管理せよ!という鈴木修会長からの指示で、蛍光灯の「スイッチ紐」が1本ずつ付けられたそうです。

 

 自動車業界は、そのあとで2010年を超えたあたりから、「EV=電気自動車」「AIによる自動運転」の開発競争の時代へ突入していきます。特に「AIによる自動運転」については、1000億円、2000億円レベルの投資規模では競争にならない分野であり、最低でも1兆円、世界を制するつもりならば10兆円単位の投資が必要な世界。「スイッチ紐」のケチケチ作戦では対処できない時代になって、鈴木修会長はトヨタ自動車との提携へ舵を切ることになります。

 

 今になって、ホンダ・日産の統合協議の話が出てきましたが、判断のスピードは圧倒的に鈴木修会長の方が早かった

 もちろん、まだまだ茨の道が続くとは思いますが、鈴木修会長の下した決断が、スズキの軽自動車の世界ブランドを救うことを祈りながら、鈴木修さんのご冥福をお祈りしたいと思います。 合掌

 

 


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【キャベツ1玉が1000円⁉】 それでも、カット野菜のキャベツが100円で売られている訳

2025-01-10 01:15:37 | 金融マーケット

 今週初めのニュースで、キャベツの値段が高騰していると報じられました。

 兵庫県尼崎市のスーパーでは、5日に1玉1090円の値札が付いたとのこと。東京のスーパーでも500円以上の値札が付いているところが続出しているそうですから、12月から続いている「天候不順=雨が降らない」状態が影を落としているようです。関東地方も6日は久しぶりに雨が降りましたが、農林水産省によると、当面はこうした野菜の高騰が続くとのこと。

 

 

 ところで、キャベツ1玉が500円だ、1000円だといっている時に、同じスーパーで「キャベツのカット野菜」が100円位で売られているのはなぜ? と疑問に思う方はいらっしゃると思います。

 

 かつてワタクシが銀行員だった頃、都心を中心に展開している食料品スーパーを担当していたので、その食料品スーパーの副社長さんに事情をお聞きしたことがあります。その理由は、

「『生鮮野菜』はその時々の時価で売ることが基本でありますが、『カット野菜』は工業製品の位置付けであるため、売値価格を簡単には変更できないのです」ということらしい。

 

 すなわち、『カット野菜』は、ソース・ケチャップや御菓子類と同様に、原材料価格がその時々で上下したとしても、売値価格は簡単には変えられないということ。これは、製造元・卸売元も、販売するスーパーも同じルールで縛られている。だから、上昇下落が激しい生鮮野菜市場の状況によっては、『カット野菜』は儲からないどころか、赤字の原因にもなり得る商品とのこと。

 今のような状況下、製造元は『カット野菜』の生産量で調整するしかない。全く商品を出さない訳にはいきませんが、それでも出荷量を減らすことで赤字幅を縮小させるということ。

 

 スーパーに行った時に、ぜひ『カット野菜』コーナーをご覧ください。今でも商品が並んでいるとは思いますが、常時よりも並んでいる量が圧倒的に少ないはずです。

 それでも、1玉1000円のキャベツを買うことに較べれば、『カット野菜』が残っていれば、これを100円で買うことが出来るので、消費者にとっては非常に有難い存在

 天候不順の現環境下、『カット野菜』も活用いたしましょう。

 午前中ならばまず、残っておりますよ!

 


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