最近、マーケットのことをあまり書かずに、話題は将棋と競馬と猫ばっかりと、知り合いから非難されておりますが、
しょうがないじゃん、マーケットが殆ど動かないんだから!
正確に言うと、トランプとか、ボリス・ジョンソンとかの、「自分を盲信する支持者のためのパフォーマンス」だけでは、マーケットは動きません。しかも、アメリカ経済の基盤はけっこう強いものがあり、トランプが適当に揺すってみても、殆どビクともしません。むしろ、心配なのは隣国の「自由とデモクラシー」の方。デモクラシーの最前線が、38度線から対馬沖へ移動したとしたら、日本の政治だけでなく、国民経済の枠組みに大激震が走ります(防衛費は最低でも今の3倍は必要になると思います)ので、こちらの方は時々、書かせてもらいます。
という訳で、本日のテーマは将棋。
昨日の王位戦第6局は、木村九段が快勝、3勝3敗のタイに持ち込み、タイトルの行方は9月25日に行われる王位戦第7局へ持ち越されました。豊島王位が急戦を仕掛けて、木村九段の自陣に一気に攻め込んできましたが、やや強引気味な豊島王位の攻めを凌ぎ切ったあと、これまた一気に逆襲を決めて、まさに「受けて潰す」の本領を発揮しました。木村九段にとって会心の1局だったと思います。
これで真夏の十番勝負は、豊島5勝 対 木村4勝となり、25日の王位戦第7局がクライマックスとなります。個人的には、中高年の星 木村九段の初タイトル奪取の瞬間を見てみたいと思っております。