今週は在宅勤務が多かったせいか、ふと、オークスの展望を妄想してしまう時間が多かった気がします。だったら、妄想したことをツラツラ書いておこうと。
まず、桜花賞馬デアリングタクトの強さは本物です。桜花賞やエルフィンSのVTRを何度も見直しましたが、仕掛けてからの素早い反応と、追ってからの鋭い伸び方は、あのディープインパクトやアーモンドアイを彷彿させる内容であり、オークスは、8割方、この馬の頭固定で間違いないレースに思えます。
ただし、無敗のまま桜花賞・オークスの二冠を制するのは極めて稀。しかも、今までの3戦すべてが1600mでしたから、実はマイルだけが半端なく強い馬である可能性が20%程度はあると思います。この場合は、長距離適性の高い、長く良い脚を使う馬に、逆転を許す可能性が出てきます。
歴史的名牝と信じて、デアリングタクト頭固定で勝負するか、名マイラーの可能性にもヘッジして2頭軸とするか? また、もし2頭軸でいくならば、どの馬を2頭目の軸に選ぶか?
まずスイートピーSで衝撃的な勝利を収めたデゼル。この馬の才能も素晴らしいのですが、ただ経験が無さすぎる。3月15日のデビュー戦では出遅れたあと、経験馬を相手に何とか差し切って次戦に進み、トライアルのスイートピーSでは、上り3ハロンを32秒5という究極の切れ味を見せる。しかし、たった3週間前にこれだけ激しいレースをしていること、またフルゲートが想定される本番では馬群を怖がらない胆力を求められることを考えると、評価を少し下げざるを得ません。むしろ、桜花賞4着のクラヴァシュドール、5着のミヤマザクラに、オークスだからこその逆転の可能性を感じてしまいます。
さらに、究極のプレッシャーがかかる松山弘平騎手と、それに襲い掛かる海千山千のMデムーロ、武豊、Dレーンという図式も気になるところ。
結論。やはり三連単2頭軸で。本命は④デアリングタクト、対抗は⑩ミヤマザクラ。ヒモは②クラヴァシュドール、①デゼル、③アブレイズ、⑱サンクチュエール、⑰マルターズディオサの5頭。
三連単20点 ④⑩⇒④⑩⇔②①③⑱⑰