まずは中山の日経賞。
このレースは、天皇賞春のトライアルレースであります。それにしても、集まった有力馬たちの年齢が高いこと。おそらく圧倒的1番人気になるであろう⑨ボッケリーニは8歳馬。たぶん2番人気にあるであろう⑤マイネルウィルトスも8歳馬。ついでに3番人気が予想される①ヒートオンビートでも7歳馬。もうこれは、シニアの運動会と言って良いでしょう。
こういう高齢馬たちは、ある時突然にガクッと力が落ちる瞬間があります。先週の阪神大賞典でのディープボンドなんかがその典型。明らかにかつての輝きが見られなくなってしまいました。
という訳で、上記の高齢人気馬を素直に信用することは危険と見て、同じく高齢馬ではありますが、それほど人気が集まっていない7歳牡馬の⑩クロミナンスを狙ってみたい。前走は、不良の中山2200mAJCCで、チェックネイト、ボッケリーニに次ぐ3着に入っており、5着のマイネルウィルトスに先着しています。今回も天気は崩れそうであり、クロミナンスにとっては恵みの雨。
馬券は、まずは本命⑩クロミナンスの単勝。そして⑩クロミナンスから⑨ボッケリーニへの馬連1点 ⑨⑩ で。
次は阪神の毎日杯。
皐月賞への最終便とも言われていますが、デビューから2戦2勝でシンザン記念を勝ったパレスマリス産駒①ノーブルロジャーが出走してきました。おそらく陣営は、阪神芝1800mでの走りっぷりを見て、クラシック路線へ向かうのか、NHKマイルCへ向かうのか、決めるつもりなのだと思います。
確かに前2走を見るに、明らかにマイラーっぽい走り方。圧倒的1番人気が予想される①ノーブルロジャーがそういうことならば、ここはむしろ、デビュー戦の中山芝2000mを圧勝したリアルスティール産駒⑩ニュージーズを狙いたい。新馬戦では、直線半ばで先頭に立つと、そこから後続を突き放して5馬身差で圧勝。その時の3着馬は次走で鮮やかに逃げ切り勝ちを収めているので、けしてレベルが低い新馬戦ではありませんでした。木村哲也厩舎でルメール騎手とくれば、必勝パターンに見えて参ります。なお、リアルスティール産駒は重馬場適性が高い馬が多いのもプラス材料。
相手には、前述の①ノーブルロジャー、⑨サトノシュトラーゼ、④メイショウタバル、②ルシフェル、③ベラジオボンド。
馬券は、まずは本命⑩ニュージーズの単勝。そして⑩ニュージーズ頭固定の三連単20点 ⑩⇒①⑨④②③ で。