金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 府中牝馬ステークス(GⅡ) 地力ある牝馬が輝くスーパーGⅡ!

2023-10-14 02:01:54 | 競馬

 府中牝馬Sです。

 過去の上位入着馬を見ると、ホエールキャプチャードナウブルースマートレイアーヴィブロスディアドラリスグラシューサラキアと、マイルから2000m前後で、時代を代表する牝馬たちの活躍が目立つレースで、真に地力が備わった牝馬でないと上位入線が難しいレースであります。

 

 今年のメンバー構成を見ると、目立った逃げ馬がおらず、ラストの瞬発力に長けた馬が多い。となれば、まだ馬場状態が良好な府中芝1800mですから、好位置が取れて、しかも瞬発力勝負に強い馬を狙いたいところ。

 ズバリ、本命には、ハービンジャー産駒の4歳牝馬⑥プレサージュリフトを指名東京コースは得意中の得意であり、また安定的に33秒台の上りタイムの実績を持つ。若い頃は最後方からの一気ばかりでしたが、直近は好位からの差しが持ち味

 相手には、5歳牝馬からはモーリス産駒ディヴィーナ、4歳牝馬陣からはジャスタウェイ産駒ルージュエヴァイユディープインパクト産駒ルージュスティリアオルフェーヴル産駒ライラックリオンディーズ産駒ストーリア、3歳牝馬からはサトノダイヤモンド産駒シンリョクカ、最後に6歳牝馬からエピファネイア産駒イズジョーノキセキ

 

 馬券は、本命⑥プレサージュリフトからの馬単7点 ⑥⇒⑦⑤③⑧④⑪⑫馬連7点 ⑥⇒⑦⑤③⑧④⑪⑫

 

 


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【秋華賞展望】 リバティアイランドとブエナビスタの姿がダブる⁉

2023-10-13 02:15:34 | 競馬

 今週末に京都競馬場で開催される秋華賞

 3歳最強牝馬のリバティアイランドが、牝馬三冠を達成するのが濃厚と見られております。確かに、昨年暮れの阪神JFでの完勝ぶり、今年春の桜花賞での最後方からの豪快な差し切り勝ち、また圧倒的なパフォーマンスによって圧勝劇を演じたオークスを見る限り、秋華賞でのリバティアイランドには死角がないように思われます。それだけ、すでに圧倒的な存在感が滲み出ています。

 

 個人的な感想としては、今のリバティアイランドと並べて較べることが許されるのは、歴史的名牝と言われるブエナビスタジェンティルドンナアーモンドアイの3頭ではないかと。

 

 まずはブエナビスタ獲ったGⅠは、阪神JF桜花賞オークスヴィクトリアM天皇賞秋ジャパンカップの6つ。そして、2着だったGⅠだって、有馬記念(2回)宝塚記念(2回)ジャパンカップヴィクトリアMドバイシーマクラシックと7つもある。4歳時には年度代表馬にも選ばれており、まさに歴史的名牝であります。しかし、この馬が、秋華賞では勝つことができずに、3着(2着入選で3着降着)に終わっております。

 次にジェンティルドンナ獲ったGⅠは、桜花賞オークス秋華賞ジャパンカップ(2回)有馬記念ドバイシーマクラシックの7つ。そして2着だったGⅠだって、天皇賞秋(2回)ドバイシーマクラシックと3つも。3歳時と5歳時に年度代表馬が2回で、JRA顕彰馬にも選定されています。しかし、この歴史的名馬が、秋華賞においては、何と逃げ粘るヴィルシーナをやっとハナ差で差し切るという辛勝でした。

 最後にアーモンドアイ獲ったGⅠは、桜花賞オークス秋華賞ジャパンカップ(2回)天皇賞秋(2回)ヴィクトリアMドバイターフの9つ。2着だったGⅠも、安田記念の1つがあります。3歳時と5歳時に年度代表馬が2回、今年JRA顕彰馬に選定されています。しかし、この歴史的名馬が、秋華賞においては、逃げ切りを図るミッキーチャームをようやくゴール前で捉まえてのヒヤヒヤ勝利。着差は1馬身1/2ありましたが、ラストの20~30mでギリギリ間に合った勝利でありました。

 

 何が言いたいかというと、今年の大本命リバティアイランドが、もし上記3頭の歴史的名牝と同列だとしても、京都内回りの芝2000mというトリッキーな秋華賞を勝ち切るのは、けっこう至難の業であるということ。しかも、リバティアイランドは、上記3頭と同じく、後方からの差し脚が自慢の名牝であって、ギリギリ届かないということは十分に有り得るということ。

 

 しかし、そんなことはお構いなしに、当日の人気では、リバティアイランドが1.2倍とか1.3倍くらいの圧倒的支持を集めることになると思います。

 さぁ、皆さんはどう馬券を組立てられますか?

 

 ワタクシ個人的な見解としては、リバティアイランドとブエナビスタの姿がどうもダブって見えます2歳時に負けているところも、阪神JFに勝っている点でも、また、桜花賞を危なっかしい位置から豪快に差し切った点でも。

 馬券予想は日曜日の当blogにて!

 


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【速報】 将棋の王座戦五番勝負第4局で藤井聡太七冠が勝利 タイトル八冠独占を達成!

2023-10-12 01:00:27 | 将棋

 京都府京都市のウェスティン都ホテル京都で行われた将棋の王座戦五番勝負の第4局は、挑戦者の藤井聡太七冠が138手で激戦を制して、3勝1敗でタイトル奪取に成功。これで前人未到のタイトル八冠独占を成し遂げました。

 

 

 戦型は角換わり。23手目で先手の永瀬拓矢王座が☗4五桂と打って主導権を握ります。ここから終始、永瀬王座が攻め続けていきますが、藤井聡太七冠は無理をせず、守りを固めながら反撃の機会を伺います。終盤に入り、永瀬王座の攻めが切れたところで、藤井聡太七冠が反撃を開始。しかし、ここを永瀬王座が耐えて一気に勝勢へそのまま終局と思われたら、永瀬王座が痛恨のミス。このミスを見逃さない藤井聡太七冠が押し切って138手で勝利

 何とも言いようがない幕切れ。永瀬王座とすれば、勝利目前から、まさかの逆転負けとなってしまいました。しかし、1分将棋というのは、トップ棋士と言えども、ミスが付き物ということ。

 

 兎にも角にも、将棋界で前人未到のタイトル八冠独占が達成されました。藤井聡太八冠、おめでとうございます

 ネット上ではありますが、この歴史的瞬間をリアルに目撃できたことを喜んでおります。

 

 この将棋界に現れた、とんでもない才能に改めて驚異の感を禁じ得ないとともに、この先の将棋界の展開を、同じ時代で目撃できる幸せを噛みしめております。

 


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【コロナ後遺症⑤】 空咳は殆ど出なくなりましたが・・ 今度は横になって寝られない⁉

2023-10-11 01:44:54 | 健康

 先日お伝えしたコロナ後遺症の続きであります。

 

 「間質性肺炎」の疑いがあるとのことで、検査と観察の繰り返しを行っているところですが、「呼吸機能検査」といって、精密な肺活量を測ったり、また肺が酸素を取り込む力を測定したりというのが「呼吸機能検査」。肺活量については、人間ドックで過去計測していた値と殆ど変わりませんでしたが、肺が酸素を取り込む力については、パルスオキシメーターでみても「95%程度」と、少し力が落ちているかもと。

 一方で、コロナ陰性後も、一カ月以上にわたり、止まらなかった空咳の症状が減ってきました。時々、咳ばらいをする程度なので、気がつくと全く咳のことを忘れているくらい。もし、コロナの後遺症がトリガーの肺炎だとすると、徐々に「白い影」が消えていくことになるそうです。

 ところで、空咳が気にならなくなってきたのは良い兆候なのですが、別の悩みが出て参りました。立ったり、座ったりした時には、全く問題ないのですが、横になって寝ようとすると、「何となく息苦しい気分になる」という症状が出始めました。医師から「間質性肺炎の疑い」と言われる前には、全くなかった症状なのですが、言われた夜から、横になると「何となく息苦しい気分」になってしまい、寝られなくなるのです。

 眠くないのなら寝なければ良いのですが、そうなると昼間に仕事中に居眠りをすることになるので、少しだけでも睡眠時間が取れるように、今は、背もたれができるところで座りながら寝るという夜を過ごしています。こうすると、座りながらの「うたた寝」くらいの睡眠は取れるので、まだマシであります。

 

 恐らくは、精神的な問題で、不安から寝られなくなっているということだと思いますが、万が一、肺の機能が急速に悪化しているとまずいので、血液検査による原因調査と、運動前後の呼吸機能の変化をみる特殊呼吸機能検査などを行う予定になっています。

 いずれにしても、コロナ罹患以降、自分の身体の弱い部分に問題が発生してきています。コロナが陰性になったら終わり、ではなく、もしろ、そのあとの後遺症の方が本番ということが今回判りました。

 

 皆さんも、くれぐれもコロナに罹患しないことはもちろん、陰性となったあとのケアも大事になさって下さい。もし、何か違和感が残るようならば、早めに医師に相談されることだと思います。

 コロナを舐めたらあきませんよ!

 


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【重賞回顧】 毎日王冠・京都大賞典・サウジアラビアRC

2023-10-10 01:12:46 | 競馬

 まずは2歳重賞、サウジアラビアRC勝ったのは、ブリッグスアンドモルタル産駒ゴンバデカーブース最後方待機で脚を溜めます。逃げたレーヴジーニアルの前半3ハロンのラップは34秒9とスローな流れに。直線に入ると、逃げ粘るレーヴジーニアルの横から、モーリス産駒シュトラウスとダイワメジャー産駒ボンドガールの2頭が並びかけてきます。残り200mのところで、さらに大外からゴンバデカーブースが一気に前を交わして、そのまま2馬身差で完勝。良の勝ちタイムは1分33秒5。2着にはボンドガール、クビ差の3着にはシュトラウス、さらに3/4馬身差の4着に、逃げたレーヴジーニアル

 勝ったゴンバデカーブースは、スローペースの流れのレースを、最後方から鮮やかに差し切って初重賞制覇。しかも、破った相手は、2歳牝馬戦線トップと2歳牡馬マイル路線トップの2頭これで、ゴンバデカーブースが2歳マイル路線のトップに立ち、暮れの朝日杯FSの大本命に躍り出ました。それにしても、デビュー戦は逃げ切り勝利、今回は最後方からの差し切り勝ちと、レースの上手さも持ち合わせており、先々まで楽しみな馬が現れました。新種牡馬ブリッグスアンドモルタルは、初年度からスーパーホース候補を輩出しました。

 2着のボンドガールも、今回は敗れたものの、引続き2歳牝馬路線のトップであることに変わりはありませんただやはり、スピードを活かしたレース運びが向いており、前々から押し切る形に戻す方が良いと思います。3着シュトラウスも同じで、スピードを活かすレース振りを期待します。なお、4着レーヴジー二アルは、上位3頭に僅差ですから、この馬も地力を見せてくれました。

 

 

 次は府中の毎日王冠勝ったのは、ディープブリランテ産駒の3歳牡馬エルトンバローズ4番手追走で脚を溜めます。逃げたウインカーネリアンの前半3ハロンラップは36秒0、1000mラップは59秒5で、かなりのスローペース。直線に入ると、エルトンバローズが残り200mのところで先頭に立ちます。馬場の中央からキズナ産駒ソングライン、1番外からキングマン産駒シュネルマイスターの2頭が襲い掛かりますが、ハナ差で凌ぎ切って勝利。良の勝ちタイムは1分45秒3。2着にソングライン、ハナ差の3着にはシュネルマイスター、アタマ差の4着にアドマイヤハダル

 勝ったエルトンバローズは、これで重賞2連勝。3歳で毎日王冠を制したのですから、次はGⅠ路線おそらくマイルCSかと思いますが、この馬は2000mまで大丈夫。香港カップでも面白いと思います。

 2着のキングラインは、好位に着けながら、4コーナーで後方に下がってしまったことから前が塞がってしまいました。これがなければ楽勝パターンだったはず。3着のシュネルマイスターも、直線で前が塞がってしまい、外へ出せたのは残り200mのところ。ラストだけの競馬になったのに、ハナ差ハナ差の3着は立派。この2頭ともに、本番に向けて良い試走になったと思います。

 

 

 そして京都大賞典勝ったのは、ディープインパクト産駒の4歳牡馬プラダリア好スタートから3番手追走へ。逃げたアフリカンゴールドの前半1000mのラップは1分1秒6と、重馬場でもややスローな流れ。結果として残り800mからのロングスパート合戦の展開に。直線に入ると、逃げたアフリカンゴールドがそのまま押し切りを図りますが、キングカメハメハ産駒ボッケリーニとプラダリアがこれを追いかけ交わして、激しい叩き合いに。ゴール手前でプラダリアがクビ差だけ前に出て勝利。重馬場の勝ちタイムは2分25秒3。2着ボッケリーニから3/4馬身差の3着には、中団後方から追い込んできたキズナ産駒ディープボンド、クビ差の4着はヒンドゥタイムス、さらにクビ差の5着に逃げたアフリカンゴールド

 勝ったプラダリアは、青葉賞以来の重賞2勝目青葉賞のあとは、GⅠGⅡ路線で今一歩の4着5着を繰り返していましたが、4歳秋になって重馬場の消耗戦を勝ち切る成長を示しました。ここからのGⅠ戦線で楽しみな存在になりました。

 2着ボッケリーニは、得意の重馬場で地力を示した感じ。3着で1番人気のディープボンドは、前半からなかなか走る気を見せませんでしたが、ラストの差し脚はさすがと。ここを叩いて、次戦で本領発揮でしょう。香港ヴァーズか有馬記念あたりが面白いと思います。

 

 


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