右手の親指に刺さっていた、小さな棘
老眼が進み、焦点が合わず
なかなか抜けなかった。
小さくても、棘はチクチクと痛く
違和感につきまとわれ、イライラ。
やっと、窓際の太陽光の明るさと
ちょっと度の強い老眼鏡と
針と一番使い勝手がいい毛抜きで抜けた。
はあ~
やっとスッキリ
老眼鏡をかけた亭主、
棘を抜いてくれはせず
「眼鏡をかけて見ると、随分皺がおおいな . . . 本文を読む
織田哲郎 いつまでも変わらぬ愛を
「おやすみ」
ただそれだけの互いのメールは、
上手く眠れますように・・・
そんなおまじない
きっとあなたは戸惑っているのだけれど、
何も聞かず、
何も言わずに、
黙って付き合ってくれる。
余分な文字のない、遅れて届いた年賀状に、
昨日からの私の心は、
窓を打ち付ける風よりも、
もっともっと強く、
閉じた心の扉をたたいている。
酔ったままベット . . . 本文を読む