赤尾です。ミオスはお盆休み中ですが、猛暑を元気に過ごされていますか?
私は夏が大好きですが、今年はあまりに暑くてバテ気味です・・・。皆さんも水分をしっかり取って、熱中症などに気をつけてくださいね!
今日から水曜日クラスの油絵もご紹介して行きます!
水曜クラスらしい、元気いっぱいの油絵が仕上がりました!

まずは左側、4月からミオスに入会した金埴の作品です。
8月始めから中国へ里帰りするため、7月いっぱいミオスに通いつめて完成させました。
彼は手先が器用で細かい仕事をキッチリこなすタイプです。そのため粗いタッチも味になる油絵課題でどんな絵を描いてくれるだろう・・・とドキドキしていましたが、この見事な塗りの大胆さとお洒落な色使いを観てください!とくにパイナップル、瓶、背景は黄色や青などの同系色をたくさん拾って描くことができています。パイナップルのがさがさした独特の質感を出すため、乾かないうちに絵の具を綿棒やナイフに引っ掛けて取る技法を使ったことで、下地においた青色が効いています。
繊細さと大胆さを兼ね備えた、彼の新たな一面が見ることができました!
右側は和博の作品。
幼児クラスからミオスに通っている元気なムードメーカーです。
おちゃらけているかと思いきや、周りの子たちへの気配りも忘れないジェントルマンでもあります。
また制作に対してとても素直な目線を持っており、講師の話をよく聞き絵を良くする向上心も忘れません。
今回の絵もひまわりの形、明るさ暗さをよーく見て描けており、大人顔負けの目の良さを持っているなと感じました。
よく絵の上手な人は目が良い、と言いますが、和くんもそんな物を観る目が順調に育っているようです!

左は愛美の作品。いつも同学年の女の子たちと同時進行で絵を描いていますが、今回最後まで構図にこだわって、一人仕上げまで持って行くことができました。
お手玉や毬を自分なりの解釈で描けており、和くんと同じく物をよく見る力が備わっていることを感じます。
どう表現したらモチーフを自分の納得行くように描けるか・・・これは大人でも日々悩むところですが、愛美はその部分に強くこだわり、ひとつひとつのモチーフをどう表現するかにこだわり抜きました。
そのお陰で奇を衒わない素直な目線が観る人の心に響くような、良い油絵が完成しましたね!
以前講師達と出身科ごとにデッサンではどこにこだわるかについて討論したことがありましたが、「日本画はモチーフに愛情を抱かなければならない」と話したら日本画以外の講師から「ええ~?!」とびっくりされたことがありますが、愛美の絵を観ていると、そんな好奇心や愛情を持ってモチーフを観ることが大切だとお解りいただけるかと思います!彼女はきっと日本画向きじゃないかな・・・とひそかに思っています。
この素直な目線を大切に成長してくださいね!
右は最近火曜日クラスから水曜クラスへ移ってきた駿の作品。
思い立ったら一直線タイプで、いつも黙々と制作に取り組んでおり、その姿には熱い闘志を感じます。
重なった辞書の表現の仕方に葛藤していましたが、最終的に辞書の重さを感じるような絵が完成しました。
フランスパンの焦げ目や粉っぽさを自分なりに工夫しており、実際見て触って描いたたリアリティを感じます。
これは写真を見て描いたら決してできない実感ですよね!
私が初めて油絵を描いたのは高校生の時でしたが、小学生の頃油絵を描くことができていたら、美術館で何気なく観ていた油絵もより深く観賞できたかな・・・と思います。
「絵具がくさい、色がまざる!ライター(絵具の蓋が固まっている時、あぶって溶かす)や筆洗(石油系)を使うのがこわい!!」と初めて触れる大人(?)の画材に難色を示している子もいましたが、いざ制作に入るとモリモリ絵の具を使って取り組む姿を見ることができました。通常油絵を使うのはある程度大人になってからというイメージでしたが決してそんなことはなく、子どもの大胆さや思い切りの良さをうまく引き出す素晴らしい画材なんだな!とミオスで教え始めてから改めて思います。
来週以降もどんどんご紹介して行きますので、ご期待くださいね!
私は夏が大好きですが、今年はあまりに暑くてバテ気味です・・・。皆さんも水分をしっかり取って、熱中症などに気をつけてくださいね!
今日から水曜日クラスの油絵もご紹介して行きます!
水曜クラスらしい、元気いっぱいの油絵が仕上がりました!

まずは左側、4月からミオスに入会した金埴の作品です。
8月始めから中国へ里帰りするため、7月いっぱいミオスに通いつめて完成させました。
彼は手先が器用で細かい仕事をキッチリこなすタイプです。そのため粗いタッチも味になる油絵課題でどんな絵を描いてくれるだろう・・・とドキドキしていましたが、この見事な塗りの大胆さとお洒落な色使いを観てください!とくにパイナップル、瓶、背景は黄色や青などの同系色をたくさん拾って描くことができています。パイナップルのがさがさした独特の質感を出すため、乾かないうちに絵の具を綿棒やナイフに引っ掛けて取る技法を使ったことで、下地においた青色が効いています。
繊細さと大胆さを兼ね備えた、彼の新たな一面が見ることができました!
右側は和博の作品。
幼児クラスからミオスに通っている元気なムードメーカーです。
おちゃらけているかと思いきや、周りの子たちへの気配りも忘れないジェントルマンでもあります。
また制作に対してとても素直な目線を持っており、講師の話をよく聞き絵を良くする向上心も忘れません。
今回の絵もひまわりの形、明るさ暗さをよーく見て描けており、大人顔負けの目の良さを持っているなと感じました。
よく絵の上手な人は目が良い、と言いますが、和くんもそんな物を観る目が順調に育っているようです!

左は愛美の作品。いつも同学年の女の子たちと同時進行で絵を描いていますが、今回最後まで構図にこだわって、一人仕上げまで持って行くことができました。
お手玉や毬を自分なりの解釈で描けており、和くんと同じく物をよく見る力が備わっていることを感じます。
どう表現したらモチーフを自分の納得行くように描けるか・・・これは大人でも日々悩むところですが、愛美はその部分に強くこだわり、ひとつひとつのモチーフをどう表現するかにこだわり抜きました。
そのお陰で奇を衒わない素直な目線が観る人の心に響くような、良い油絵が完成しましたね!
以前講師達と出身科ごとにデッサンではどこにこだわるかについて討論したことがありましたが、「日本画はモチーフに愛情を抱かなければならない」と話したら日本画以外の講師から「ええ~?!」とびっくりされたことがありますが、愛美の絵を観ていると、そんな好奇心や愛情を持ってモチーフを観ることが大切だとお解りいただけるかと思います!彼女はきっと日本画向きじゃないかな・・・とひそかに思っています。
この素直な目線を大切に成長してくださいね!
右は最近火曜日クラスから水曜クラスへ移ってきた駿の作品。
思い立ったら一直線タイプで、いつも黙々と制作に取り組んでおり、その姿には熱い闘志を感じます。
重なった辞書の表現の仕方に葛藤していましたが、最終的に辞書の重さを感じるような絵が完成しました。
フランスパンの焦げ目や粉っぽさを自分なりに工夫しており、実際見て触って描いたたリアリティを感じます。
これは写真を見て描いたら決してできない実感ですよね!
私が初めて油絵を描いたのは高校生の時でしたが、小学生の頃油絵を描くことができていたら、美術館で何気なく観ていた油絵もより深く観賞できたかな・・・と思います。
「絵具がくさい、色がまざる!ライター(絵具の蓋が固まっている時、あぶって溶かす)や筆洗(石油系)を使うのがこわい!!」と初めて触れる大人(?)の画材に難色を示している子もいましたが、いざ制作に入るとモリモリ絵の具を使って取り組む姿を見ることができました。通常油絵を使うのはある程度大人になってからというイメージでしたが決してそんなことはなく、子どもの大胆さや思い切りの良さをうまく引き出す素晴らしい画材なんだな!とミオスで教え始めてから改めて思います。
来週以降もどんどんご紹介して行きますので、ご期待くださいね!