
先日始めて熱中症を体験し、10時間くらい動けなくなってしまった伊藤です。(→週1日吹きガラス制作をしているのですが、1200度の炉がある工房の室温は、温度計の目盛りを振り切るくらいの温度です!)
本当に毎日暑くて普通に生活していても体調を崩してしまいそうですよね。
今週はアトリエは夏休みですが、私はお休みに入ってすぐ、幼児絵画指導の講座を2日間受講してきました。芸術教育研究所が毎年夏に主催しているもので、絵画・造形・おもちゃなどのたくさんの講座が設定され、私は今年で受講3回目です。前回よりステップアップしてかなり内容も濃いので、九州から青森まで全国各地の先生達が集まっていて、いろいろと刺激を受けた2日間でした。
一昨年初めて受講した時には、その当時の幼児クラスではできないであろう発達段階の絵画に私の関心が深まり、即座に親子クラスを開設したい気持ちを小原先生に話した記憶があります。
親子クラスを開設した理由のひとつに、一昨年受講した講座がきっかけになっているのです。
今日の写真は、講座で私が制作した実技課題(2歳~5歳児対象)の作品です。制作したものの約90%は、クレヨンを使った絵画で、残りは絵の具を綿棒につけて描く絵画でした。
幼児の絵画・造形指導の場合、制作内容ももちろんですが、年齢が幼ければ幼いほど導入にかける時間と内容が大事だなぁと感じました。表現につながるものは、遊びや生活に密着していることがほとんどなので、その部分をアトリエではどう楽しく盛り込んでいくか、お休み期間中にちょっと立ち止まって、これからのやり方を考えていきたいなと思います。