「まだ?」97歳の母の誕生日&小さな恋のメロディ

2022年05月12日 22時05分00秒 | 家族

 母の居ない97歳のお誕生日。

朝から雨予報のはずが、朝は陽が射して青空も見られました。

 

 

ラッキーなことに今朝も教会の門が開け放たれていて、玄関も扉は閉まっていましたが、カギは開いていましたので、中に入って祈ることが出来ました。

 

 

 

 

 

 

公園の緑の小径

光が射すと椿の葉っぱがキラキラと光ってとても綺麗なのですが、なかなか写真には写りません

 

 今日はとても忙しい日でしたが、充実していました。

お散歩から帰ってからは母のお洗濯物2回分を干して、まずはクリームチーズケーキ作りから。

途中で、なんと生クリームを買い忘れていたのに気が付き、急いでスーパーへ。

365日24時間営業なので助かります🤭

 

そして、9時半からご飯を炊き始め、ばら寿司を作りました。

我が家の山椒、とってもいい香りがしました。

これは母用に小さく具材をカットしました。

クリームチーズケーキ

2個分作ったらレモン汁がレモン1個では足りなくて、小夏を使いましたが、小夏は甘いので今日のケーキの出来ばえはちょっと酸味が足りませんでした。

母も後から「今日のチーズケーキは甘過ぎた」と言っていました。

これは私用のミニサイズです。

ミントを飾るのをすっかり忘れていました。

11時半に母から電話がかかってきました。

久し振りの電話ですし、最初なかなか声が聞こえてこないので寝込んでいるのではないかと心配しましたら、いきなり「まだ」。

一瞬、何事が起ったのか、何のことかわかりませんでした。

後で、スタッフの方が私がお寿司やケーキを持って行くことを話されたのだとわかりました。

(朝、訪問看護ステーションにお話しし、行く前にソーシャルワーカーさんに電話をすること、ケーキは皆さんで召し上がって下さいと電話を入れておきました)

ですから、母は待っていたようです。

この時点ですでにお寿司は出来上がっていましたが、チーズケーキのデコレーションがまだでしたので、「ちょっと待って。大急ぎで持って行くから」と言いました。

そして、12時、Yさんに電話をし家を出ました。

Yさんは待っていて下さいました。

大きなケーキを見られて「すごい

 帰る途中で、庭のバラや柏葉紫陽花、その他をアレンジしたブーケを持って行くのを忘れたことに気が付きました。

それに母の4月分の入院費も用意していたのに昨日お金を持って行くのを忘れていましたので、それもあって、再び病院へ。

慌てていましたのでお花の写真を撮るのを忘れました💦

そして、「やれやれ」と私もご飯を食べ始めたのは1時。

BSで懐かしい「小さな恋のメロディー」をしていました。

このTVを付けたまま、時々観ながら食後から3時まで片付けをしました。

かなりすっきりし、満足

そして、やっとゆっくり3時にソファに座ってお茶を飲みました。

この1年(と言うかここ数年、もっとですね)、今年は桜を見ることができるだろうか、お誕生日を祝うことが出来るだろうかと耐えず思ってきました。

ですから、安堵ししみじみ「良かった」と思いました。

2時過ぎ頃母から電話がありました。

母はお寿司を(も)皆さんに差し上げるのかと思っていたようです。

もちろん沢山作りましたのでそれでも良かったのですが・・・。

お祝いに母に関わって下さっている方が皆さん来て下さったようです。

以前我が家に来て下さっていたリハの主任さんがたくさん写真を撮って下さったそうです。

そして、昨年に続いて、訪問看護ステーションが中心になって色紙に寄せ書きを書いて下さっているようです。

病院は嫌でしょうが、私と2人よりも多くの人にお祝いしてもらって良かったなぁ~と思いました。

退院はソーシャルワーカーのYさんのお話ですと、ケアマネさんと今日お話をなさったそうで、ヘルパーさんやショートとの兼ね合いもあるので、それに合わせる形になるようです。

それまでは歩く練習とか、今はポータブルも使えないようですので、その練習とか(母曰く、「帰りたいけど腰が持ち上がらない」そうです)するようです。

母に夕方又ゆっくり話をしようと言っていましたが掛かってこないので掛けるとうとうとしていたようです。

今日は久し振りにいつもより元気な母でしたので、安心しました。

「待っているから、しっかり歩く練習をして、早く帰って来てね」と言いました。


 あ、そうそう。

病院へ向かう時、少々お疲れモードでしたが、ふと見ると前の車のナンバーが22-22でした。

12時22分に時計を見たり。

22は私のラッキーナンバーにいつしかなっていましたが、時折、嫌なことも起こるようになって構えるようになっていました。

大難が小難に、小難が無難になったに違いないとは思うのですが。。。

でも、今日はとってもいい日でした


 今日の果物

バナナと🍓いちごです。

Today was my mother's 97th birthday. But now she is in the hospital because of aspiration pneumonia. So, after consulting with her doctor, I made and brought to the hospital her favorite foods, "Bara Sushi", cream cheese cake and also a bouquet. The staff congratulated her, that's what my mother told me. My mother seemed to think I could join her in the lounge and she was waiting for me since 11:00. She seemed to have forgotten that I was not allowed in the ward because of the corona. Then at 11:30, she called and asked me" Are you still at home? ". I had already made the sushi but had not decorated the cheese cake yet, so I hurriedly decorated the cake and took them to the hospital. I made a whole cake for the rest of the staff who always take care of my mother. My mother said she could only blow out one candle.
(She was too weak to blow two candles.) She was admitted to the hospital by ambulance on April 22, but probably within another week she will be able to leave. Thank God! I am also grateful to everybody who prayed for her during her sickness.
I changed the hanging scroll. This is the hanging scroll of "Kaguya Hime" that my mother drew and made.

 

 今日は掛け軸も変えました。

この「かぐや姫」は母が友禅で描いて、自分で表装したものです。

竹は今に季節にぴったりですね。

 

 

Tracy Hyde - MELODY / 小さな恋のメロディ  1971

1971年のイギリス映画だったのですね。

昨年の今日の記事

母、96回目の誕生日&前のケアマネさんとの話し合い

昨年の明日、5月13日の記事

母のお誕生日会&The Rose - Bette Midler

★致知一日一言【今日の言葉】


1分で学べる人間学 ~もし両足を切断されたら、あなたならどうしますか?~


「足無し禅師」と呼ばれた
小澤道雄氏の4つの信条

1 微笑みを絶やさない
2 人の話を素直に聞こう
3 親切にしよう
4 絶対、怒らない

━━━━━━━━━━
小澤道雄
(シベリア抑留で両足を切断し、
 義足で托鉢を始めた禅僧)
━━━━━━━━━━

大東亜戦争に従軍、終戦後のシベリアで
重度の凍傷にかかり、麻酔もないまま、
メスとノコギリで両足を切断――。

崖っぷちを辿るようにして奇跡的に帰国し、
義足で托鉢行脚をはじめた禅僧がいます。
「足無し禅師」と呼ばれた、
小沢道雄氏です。


「比べるから苦しむのだ。
 比べる元は27年前に生まれたことにある。
 27年前に生まれたことを止めて、
 今日生まれたことにしよう。
 両足切断の姿で今日生まれたのだ。
 そうだ、本日たったいま誕生したのだ。
 足がどんなに痛く、足がなく動けなくとも、
 痛いまんま、足がないまんま、
 動けないまんま、生まれてきたのだから、
 何も言うことなし。
 本日ただいま誕生!」


その深い深い覚悟をもってして、
小沢氏は四つの信条を掲げました。
それが本日紹介した言葉です。

命を燃やして生きた師の言葉を
深く噛みしめ、
私たちも日々真剣に生きたいものです。

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思いがけない帰省

2022年04月30日 23時55分00秒 | 家族

 今朝は寒かったです。

日中も晴れてはいましたが気温が低かったです。

 

 朝のお散歩より

 

  

 

 

 我が家のバラ

 

 

今朝の果物

 

 今日、思いがけなく娘一家が帰ってきました。

「30分ほどで到着するから」という時に電話してきましたので大慌て。

お化粧もしていませんでした。

会うのは2年以上振り。

前回はお葬式で帰って来て、公園で遠く離れてパンを食べたりしたことが思い出されます。

その前はコロナ前の今4歳になった孫が洗礼を受ける時でした。

でも、最初、娘が電話をしてきた時には、県外の人とは会ってもいけない、県外に行ってもいけないというルールがありましたので、一瞬どうしようかと思いました。

ですが、考えたら母に私が次に会うのは多分どんなに早くても一週間後ぐらい先にはなるでしょうから今なら問題ないということがわかりました。

少なくとも3日以上は経つでしょう。

娘婿は相変わらずハグのとキスの嵐。

右へ倣えで孫達も。

娘は「ベタベタしちゃって」と言って笑っていましたが、娘婿曰く「本当に会いたかった、ママ」「ワクチンをなかなか打たなかったので本当に心配した」と言っていました。

私の英語が上達したとも

 
 
 娘達がピザを買ってきてくれていたのでピザを食べ、それから母に会わせてあげてあげたいと思って病棟に電話をし会えるかどうか聞きました。
 
私達が駐車場に居て、どこからか母が私たちに手を振ることが出来ればいいなと思ったからですが、どこもそのような場所はないと言われました。
 
仕方がないのでラインを使って顔を見ながら話をしました。
 
母の酸素は2Lになっていました。
 
 
 孫達とは前にできなかった宝探しをしたり、ピアノを弾いたり、公園に行ったりしていろいろ遊び、夕食はお寿司を食べに行くことにしました。
 
孫娘が私の車に乗ることになりました。
 
娘は心配していましたが、お婿ちゃんが「大丈夫」と言ってくれて実現。
 
それからお風呂に入って帰ると言いましたので、孫達二人と入りました。
 
お風呂に一緒に入るのも本当に久しぶり。
 
娘は、帰ると言えば私があれこれ準備をしたり大変だろうと思って黙っていたようです。
 
帰りには何も持たせるものがなくて、ことりさんに頂いたタオルやストック品を、またトイレ掃除ウェットティッシュまで持たせました。
 
賞味期限がまだあるし買えないわけじゃないからいらないと言っていましたが。。。
 
彼らはここを出たのは9時半。
 
多分家に到着するのは0時半頃でしょう。
 
 
 会うまでは、もう会えなくても仕方ないし、それほど会いたいという思いももうさほどないと思っていましたけれど、あまりにも楽しかったので、この子達が帰った後また一人になることを思うとなんだかすごく寂しかったです。
 
 
 
 
公園で遊んだ時の空
 
青く澄んでいましたが、妖しげでもありました。

 

滑り台で、孫娘が滑り、その後を弟が滑ろうとして(4歳)、危ないので持っていたら、一緒になって落ちてしまいました。

下には女の子8人が居て、その中に滑り落ちてしまったわけですが、私が「ごめんね」を連発するからおかしかったのか大笑いしていました。

 

 

 

孫娘が選んでくれたお土産

 

 

 母は9時頃電話をして来て、週末なので何もすることがないし、GWにも入ります。

その上、ひ孫達も帰って嬉しかったのでしょう。

「退院したい」と言い出しました。

看護師さんが、「まだ酸素をしているし、週明けに先生に聞いてみましょうね」と言われているのが聞こえました。

 

 

 

 また、また眠くて眠くて何を打ったやらです。

でも、間もなく0時が来ますので、アップしたいと思います。

 

 

 

 

昨年の今日のブログ

霧の朝&宇宙の法則&Malena Ernman - La Voix (Sweden)

 

 

 

昨年の昨日(4月29日)のブログ

「雨だれ」&ホスピス仲長来ました。

今日から、ホスピス仲間の一人がお遍路に出かけました。

 

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】


遺伝子をオンにする3つの条件 

 

一、高い志を持つこと 
二、喜びを多くの人と共有すること
三、自分たちの仕事が
  世の中のためになるという
熱き思いや意識を持つこと

━━━━━━━━━━
村上和雄(遺伝子工学の世界的権威)
『スイッチ・オンの生き方』より
━━━━━━━━━━

■遺伝子が目覚めれば、人生が変わる!
~眠っている0.5%の遺伝子を
 どうやってオンにするか?~

人には実に98パーセントもの
眠ったままの遺伝子が存在するといいます。
では、その遺伝子たちを
目覚めさせることはできるのでしょうか。

本書では、
「スイッチ・オンの生き方」につながる
心の持ち方や感動の持つ力、
ギブ・アンド・ギブの生き方などを紹介。
村上先生の長年にわたる研究効果の
エッセンスがコンパクトにまとめられています。

《ご存じですか?》
ノーベル賞をもらう天才と普通の人とは、
実は遺伝子レベルでみると99.5%同じ。

眠っている0.5%の遺伝子をどうやってオンにするか、
が大切なのです。
遺伝子が目覚めれば、人生が変わる――。

よき運命を発展させる一助になれば幸いです。

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怒涛のような一日&お詫び

2022年01月02日 23時32分22秒 | 家族

 今日は怒涛のような一日でした。

もう眠くって何度も打ちながら眠ってしまいました。

 

 今朝のお雑煮です。

 

 午前中、携帯ショップに行きました。

黒い画面のまま点滅が続いていました。

強制終了も出来ません。

修理に出すことになって代替機を借りて帰りました。

 

 息子一家が帰って来る前に宝探しの準備。

頂いていたお菓子なども含めて20個作りましたが、娘一家が帰れなくなりましたので、今日使ったのは3人分の12個。

公平になるように、孫達が帰って来てから、ここから8つの番号を引いてもらって、分けました。

 

 

 

 お昼過ぎ、息子一家が帰って来ました。

すぐに昼食にしました。

おせちと水炊き。

一気におせちが捗りました。

その後、お待ちかねのフルーツ。

メロン、パイン、愛宕梨は1個丸々、その他、バナナ、みかん、いちごだったかな。

アッという間になくなりました。

 

 代替機のスマホは何回アンインストールをしたり、あれこれしてもブログを見ることが出来ません。

夕食のハンバーグの作りかけで、子供達が公園に行っている間に今一度ショップへ。

夕焼けがすごかった

 

 

でも、電線の多さに閉口

結局、ショップでも原因がわからず直りませんでした。

従って、皆さんのブログを読むことが出来ません。

システムが更新されたら直るかもらしいです。

今、最新ヴァージョンになってしまって返って不具合が生じているようです。

皆さまのブログに当分お邪魔できないと思います。

残念でたまりません。

こういう状況ですので、どうかお許し下さいませ。

 

 

 ショップから帰り、近所のイルミネーションを見に行きました。

皆、圧倒されていました。

孫が川に映る灯りを見つけました。

 

 

 

 明日の朝も早いので早く寝なくては・・・。

それでは、おやすみなさい。

 

 

 

 

★致知一日一言  【今日の言葉】

 

骨の髄で願望が燃える時、
天の一角から可能性が降ってくる

━━━━━━━━━━
渡部昇一(知の巨人・上智大学名誉教授)
━━━━━━━━━━

 

 

 

 

★エドガー・ケイシー

 

今日(1月02日)の珠玉のリーディングをお届けします。


飲食にせよ、喫煙にせよ、何であれ、全てにおいてほどほどにするが良い!   節度が成功、あるいは長寿の秘訣である!

Better to be moderate in all things, whether eating or drinking, or smoking, or what! MODERATION is the key to success or longevity!
(294-130)

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ホスピスで出会ったお嬢さん&母の日前日

2021年05月08日 22時02分47秒 | 家族

 昨夜はいつもよりも早く寝ましたが、寝坊してしまいました。

(6時半頃)

今日は黄砂が飛ぶと言われていましたので、晴れ予報でしたがこの空

 

ポプラちゃん、順調に茂っています。

 

 

「エゴノキ」と知った昨日。

ご近所に2本あります。

 

でも、もう満開を過ぎてたくさん散っていました。

 

 

香りはないのですね。

でも、真っ白で綺麗です。

我が家の庭のストロベリーポットにも🍓いちごが生っていました。

 

今朝の収穫

 

この🍓いちごの水切りボールはハワイで購入しました。

かわいいのでお気に入りです

何回目のハワイだったか忘れましたが、多分、3回目の娘の病院研修の時だったかも。

ワイキキからもアラモアナからも少し離れたエリアのモールの中にあるキッチン専用のお店。

ここであれこれ買いました。

ほとんど牛窓の小さな家に置いていて日常的には使いませんでしたが、家を貸してほしいと言われた時にこれといくつかのこのお店で買ったキッチン用品を持って帰ってきました。

(その他の家電、食器類はそのまま使って頂くことにしました)

あれからちょうど1年が経ちました。

 

 

 今日の果物

 

今朝、母は5枚切りのパンを食べました。

本人もよくわかっているように母は炭水化物や甘いものが大好きです。

いつもは6枚切りにしていますが、売り切れていましたので5枚切りを購入。

マーマレードを付けて、多分気が付かないで完食。

 

 

我が家では玄米を毎回7~8分づきにして炊いていましたが、今回、こんなお米を買ってみました。

母が「白米と混ぜて炊いてみたら」と言いましたので、そのようにして炊きました。

給水時間も2時間くらい取ったせいか、ふっくら、もちもちの軟らかいご飯が出来ました。

昼食は、まぐろ丼、鯖のみぞれ煮、里芋と牛肉の炒め物、我が家のちしゃとしらすの酢味噌和え。

最近、母はお味噌汁を飲まなくなりました。

 

 

 

 今日は朝の9時に小多機が来て下さり、初めて20分近くあれこれして下さいました。

でも、積極的にすることを見つけてというよりは、何をしていいかわからないようで立ったままでしたので、こちらでお願いしました。

初めて着替えもして下さいました。

20分あればおむつ交換、ポータブルトイレの掃除、着替え、ベッドを整えるくらいは十分出来てまだ時間がありましたが、もう特にして頂くこともありませんでしたので、帰られました。

その後、母はいまいちの体調でしたが、ベッドサイドに座って足を温めながら新聞を読んだり、毎土曜日に掲載されるクイズをしたりしていました。

母はとにかく寒いようです。

今朝も室温は19~20℃ありましたが、ストーブがいると言いました

血流が悪いので足先や手先が冷たいせいだと思います。

パルスオキシメーターも感知しないくらいです

 

 

 1時半には訪問看護師さんが来て下さいました。

今朝の小多機のお話をすると「わぁ~、すごいすごい やっと普通に近づいてきたね」

前の小多機は母がお手洗いも使いますのでポータブルのついでにお手洗いも簡単にお掃除して下さっていましたが、そこまでは私も求めません。

(ちなみに、私は別のお手洗いを使っています)

看護師さんが「リハビリを兼ねてお手洗いに歩いて行きましょう」と言って連れて行って下さったのですが、その後母はしんどくなり安定剤を半錠飲んで横になりました。

バイタルはいいのですが、もう本当にしんどそうで、看護師さんも1時間以上居て下さいましたが、後ろ髪をひかれるように帰って行かれました。

 看護師さんがいらっしゃっている間に、ホスピスで出会ったお嬢さんが母の日のプレゼントを持って来てくれました。

 

彼女と出会ったのは彼女が小学5年生の時でした。

彼女は双子の長女の方で、妹は結婚して大分に居ます。

ホスピスで働いていた時、ソーシャルワーカーのYさんが私にあるお母さんが私に会いたいと言われているのでお部屋に行くように言われました。

ご夫婦揃って放射線技師でした。

お母さんの希望は「世の中にはいろいろな宗教があるから変な宗教に捕まらないためにしっかりした方を紹介してほしい」というものだったようです。

当時、私はボランティアとしても活動していて、私達のグループは新聞作りとお茶会を中心に活動していました。

グループ内には禅宗のお坊さん(私は彼ととても気が合い、私達はいいコンビでした。)、プロテスタントの方もおられ、私達は活発に活動をしていました。

いろいろな宗教を持った方がおられましたが、多分、Yさんが私を選んだのは同い年に近い子供が居たからではないかと思います。

初めの頃、そのお母さんはまだ話すことが出来ました。

私達はいろいろなことを話しました。

私は彼女の子供達を我が家に招待したり、教会学校のお泊りやクリスマス会などにも我が家の子供達と一緒に連れて行ったりしました。

彼女は最期の日々を、子供達に宛てて誕生日ごとに開けるようにお手紙を書き、初潮を迎える準備をしたり、縫物をしたりして過ごしていました。

彼女は段々と弱っていきました。

最後は筆談しか出来なくなり、私は彼女から手紙を受け取りました。

お部屋に伺った時には筆談で、最期まで「子供達をよろしくお願いします」と子供達を案じておられ、私に手を合わせて頼まれました。

私は「わかりました」と答えました。

どれだけのことが出来るかわかりませんでしたが、とにかく、安心して旅立ってほしいと願いました。

彼女は12月末からお正月の3日までご主人と2人だけで過ごすことを望み、少し眠ること(セデーション)を選びました。

そして、再び目覚めた後、彼女は逝きました。

その時、子供達の泣き叫ぶ声が院内に響いたと後で聞きました。

お葬式に伺いましたが、彼女の死に顔はとてもとても綺麗でした。

この子達との関係はこうして始まりました。

何かにつけて連絡があります。

このお嬢さん達のお誕生日にずっとお誕生日のプレゼントを送ってきましたが、彼女達が大学を出て社会人になって初めてのお給料で母の日のプレゼントを買ってくれて以来、毎年、母の日にはプレゼントが届きます。

今日も岡山にいる長女が「何があっても今日は行かなくちゃ」と言って来てくれました。

実の娘からは母の日のプレゼントは届きませんが。

この長女のお嬢さんとは好みもよく似ていますし、体型も同じですので、私のお洋服なども喜んで着てくれています。

今日は長男の小学校1年生になった男の子だけを連れて来ました。

もう一人、下に女の子がいます。

月日が経つのは本当に早いです。

この男の子が何かの話の時に私のことを「家族だから」と言いました。

ちゃんとこの子にも伝わっているのね。。。

 

 

 

 

 4時過ぎに小多機の方が来て下さり(あの明るい方)、おむつ交換と着替えをして下さいました。

母はそれまで少しうとうとしつつも眠ってしまうことは出来ないようでしたが、その後眠り始めました。

 又、公園を1周だけしに行きました。

久し振りに教会の門が開いていて車が停まっていましたので、オルガンの練習にいらしているのかと思いましたが、教会の鍵は閉まっていました。

黄砂で一日、こんな空でした。 

7時にお薬を飲ませないといけませんので母を起こし、お食事をするか聞きましたが「欲しくない」と言いましたので、「バナナだけでも食べてお薬を飲んで」と言いましたら、バナナとアーモンドチョコを1個食べました。

そして、本格的に寝るようにし「ちょっとお買い物に行って来てもいい」と聞きましたらOKでしたので、明日の母の日の為にケーキとカーネーションを買いに行きました。

12日が誕生日ですので、12日にはバラ寿司とクリームチーズケーキを作りますので、明日の母の日はケーキを買いました。

カーネーションもカスミソウが入っている2本入りの赤いカーネーションか、10本の赤いカーネーションかで迷いましたが(今年はオーソドックスに赤いカーネーションにしました)、カスミソウがある方が綺麗なのでそちらにしました。

又、12日が水曜日ですので、お昼間に母と相談したところ、小多機ではお誕生日に何もしないとケアマネさんが言われましたので(信じられない)、水曜日に帰るか、それとも木曜日がお風呂の日なのでいつも通りに木曜日に帰ってくるか聞きましたら、「1週間お風呂に入れなくても水曜日に帰りたい」と言いました。

ちょっと大変ですが、1年に1回しかないお誕生日ですから、ここは頑張らなくてはいけません。

 

クリスマスでもないのに、サンタさんがいました

 

 

選んだのはこれ

チョコレートのプレートを付けて頂きました。

また、12日用に9と6のろうそくも買いました。

スーパーにも寄って帰ると8時前でしたが、母はもうすやすや眠っていました。

明日は炊き込みご飯を作ろうかなと思っています。

あるいはいなり寿司

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】

 

(5月8日)

奇跡を起こせる人間は、
失敗した時こそ、
「ありがたい」と感謝できる

――――――――――
佐渡裕(指揮者)

 

 

 

★エドガー・ケイシー  珠玉のリーディング

 

(5月08日)

あなたの心と体を聖別しなさい。あなたの心と体を清め、あなた自身の意識において、あなたの主、あなたの神を受け入れるにふさわしいものとしなさい。
Consecrate your mind, your body; purge same in a manner that TO THEE in thine own consciousness has made and does make thee as receiving thy Lord, thy God!
(922-1)

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母の愛 

2021年02月21日 22時34分28秒 | 家族

 今日は暖かいを通り越して、暑かったです。

今日の最高気温は21.5℃、最低気温は3.4℃。

明日も21℃予想です。

 昨日、とても風が強かったので歩きながら「これは春一番ではないかしら」と思っていましたら、昨日は岡山のニュースがなかったのでわかりませんでしたが、今朝の新聞に「昨日春一番が吹きました」と書かれてありました。

暖かい南風でした

 

 

 今日の果物

いちごが傷み始めましたので、今日はいちごがいっぱい

 

 

 10時からの日曜美術館を半分観たところで、買い物に行きました。

2月23日の天皇誕生日が2歳になる一番小さな孫の誕生日で果物を送るためと、明日、母のところに行くのにコーヒーゼリーを買う為です。

スーパーには今日は大きな果物を入れる箱が今なくて小さな箱になりました。

果物も珍しいものがなくて・・・

今、大型スーパーは改装中ですし

店員さんのお話では今は国産の果物が一番いいとのことでした。

パイナップルは国産ではありませんが、他の物は国産。

今回はいつもの2分の1から3分の1の量とお値段になってしまいました

 

 

帰り道の菜の花。

心が和みます。

 

 

 今日は2時からバラ十字会(神秘学)のオンライン集会が2時からありました。

いつもは3時半には終わりますが、興味深いお話が満載で、しかも質問コーナーもありましたので、最後の5時まで参加しました。

難しいことを勉強することもありちんぷんかんぷんの時もありますが、集会はいつも穏やかで何だかほっこり癒されます。

そういうことで、今日は歩きに行く時間がありませんでしたので、空の写真だけ公園の入口で撮影。

 

 

 今日の母との電話は3時過ぎと5時過ぎと7時過ぎ。

7時からはゆっくり話をしました。

母は自分が亡き後私が1人になることを心配し、あれこれ案を考えてくれていたようです。

子供達との誕生日会、いとこ会、いとこ達と一緒に住む等々。

一生懸命考えてくれたようですが、どれも今までの関係性から考えて実現不可能で現実的とは言えないものでした。

でも、母の私への深い愛情だけは感じられました。

何と言っても母親の子供への愛が一番でしょう。

そのことを母に言いますと「一人しかいないから」

一人しかいないから私も淋しかったり不安だったりしますが、それは母も同じだと思います。

もっと子供が入れば母は安心だったことでしょう。

あるいは、そうでないケースもありますが、それはわからないことです。

8時になり、「青天を衝け」があることを話しますと、母はもう大河ドラマには興味を無くしていましたが「渋沢栄一のだね。先週から観てる」と言い、「じゃあ、今夜はここまでにしようか」と言いました。

私は母に「ありがとう」と言いました。

すると、母も私に「ありがとう」と言いました。

そうして、電話を切りました。

明日は1時からドクターのお話があります。

どんなお話かはわかりませんが、病状が落ち着いて退院することが可能なのであれば、私は家に連れて帰るつもりです。

 

 

 

★二ーバーの祈り

神よ、変えることの出来ない事柄については、それをそのまま受け入れる平静さを、変えることの出来る事柄については、それを変える勇気を、そして、この二つの違いを見定める叡智を、私にお与えください。

O God, give us serenity to accept what cannot be changed, courage to change what should be changed, and wisdom to distinguish the one from the other.

 

 

 

 

★致知一日一言  【今日の言葉】

 

(2月21日)

読書から学ぶことは多くあるものの、
実際に経験したか否かで
その理解の深さが異なります

――――――――――
朝倉祐介
(ミクシィ元社長兼CEO/シニフィアン共同代表)

 

 

 

 

★エドガー・ケイシー  珠玉のリーディング

 

(2月20日)

あなた方は肉体的な意識の中で、一度に一日しか約束されていない。それを生かしなさい。それを乱用してはならない。
For ye are not promised more than one day in the physical consciousness at a time.
Use it - don't abuse it!
(5392-1)

 

 

(2月21日)

あなたがそれを自慢するからではなく、あなたの優しさ故に、あなたが主なる神と歩んでいることを人々が認めるようでありなさい。
Thus may they know, not by thy boasting but by thy gentleness, that ye walk oft with the Lord thy God.
(262-121)

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昨年の今日(娘一家の帰省)

2020年09月08日 18時47分20秒 | 家族
 
娘一家の帰省

 昨夜、道に迷ったようで娘一家が帰って来たのは22時20分頃。孫達は寝ていましたが、上の子が起きてちょっとだけお喋りして、温泉に入って帰っていたので1時間後には寝ました。 ......
 

 

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昨年の今日(ランドセル)

2020年08月29日 22時11分52秒 | 家族
 
ランドセル

 連日の雨。秋雨前線も明日で小康状態になるようです。    夕方、来週末孫が帰って来るので母とランドセルを見に行ってきました。楽しみにしているようで電話で話......
 

 

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一昨年の今日(昨年の今日(母の覚悟))

2020年08月26日 18時44分03秒 | 家族
 
昨年の今日(母の覚悟)

 母の覚悟 娘一家が昨日の午後7時半位に帰ってきました。帰ってしばらく後、私が少し席を外した時に母は私の愚痴や悪口?を娘に言っていたようです。これは今回に限ったこと......
 

 

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昨年の今日(樋口了一 / TEGAMI (Japanese Version) )

2020年08月15日 20時13分01秒 | 家族
 
樋口了一 / TEGAMI (Japanese Version)

いつも反省しながら聞いています。樋口了一 / TEGAMI (Japanese Version)...
 

 

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昨年の今日(Ryoichi Higuchi / TEGAMI (English Version) )

2020年08月15日 20時12分04秒 | 家族
 
Ryoichi Higuchi / TEGAMI (English Version)

I always listen to this song with reflection.Ryoichi Higuchi / TEGAMI (English Version)......
 

 

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昨年の今日(息子一家が帰って来ました。)

2020年07月14日 21時16分49秒 | 家族
 
息子一家が帰って来ました。

Since my son's family came back, I prepared lunch. I always make extra dishes, because my ......
 

 

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一昨年の今日(昨年の今日(赤ちゃん誕生&緑の光線))

2020年06月27日 18時45分05秒 | 家族
 
昨年の今日(赤ちゃん誕生&緑の光線)

 赤ちゃん誕生&緑の光線 先日私がここに書いたホスピスで会った少女に今日女の子が生まれました。母子共に健康です。それをLINEで知ったのが夕方。ちょうどお散歩中で教......
 

 

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一昨年の今日(昨年の今日(夏至(The summer solstice)&もう1人の娘が来ました))

2020年06月21日 22時54分52秒 | 家族
 
昨年の今日(夏至(The summer solstice)&もう1人の娘が来ました)

 夏至(The summer solstice)&もう1人の娘が来ました   今日はホスピスで働いていた時に出逢った女の子が遊びに来ました。彼女のお母さんが亡くなっ......
 

 

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昨年の今日(早くも6月)

2020年06月01日 19時00分59秒 | 家族
 
早くも6月

 早いものでもう6月。月日が経つのが本当に早く感じられます。 今日は久々に精神的にのんびりと過ごすことが出来ました。母の蕁麻疹はまだ赤いですが、落ち着いてきているようで......
 

 

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昨年の今日(母の活躍)

2020年05月19日 18時33分18秒 | 家族
 
母の活躍

 ここ何日か風がとても強いです。今夜から久し振りの雨のようです。  日中、母は調子が良かったようで活躍しました。ごぼうを削ったので、それを使って私は炊き込みご飯とき......
 

 

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