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完全新金型 ハセガワの“ ZERO ”

趣味人( シュミット )のブログへ、
ようこそいらっしゃいました。

2016年 新事業年度第1発目の仕事は、花見ときたもんだ!
3年目を前にして、高卒の男の子が辞めて行き、延び延びになっていた送別会も兼ねて、花はどうでもよくって飲めりゃいいんです!花金が待ち遠しい~。

待ち遠しいと言えば、ハセガワの零戦。


月をまたいで広告を打つ、肝の入れようです。

おんやぁ?またいでいるんじゃない、こちらも延び延びじゃね~。



諸般の事情により云々‥‥とおことわりの文字も加わっていますが、どうぞ納得のいった製品を世に出して頂きたい。



ハセガワのA6M5cとはちょいとちがうが、これはAIRFIXの零戦 A6M2。

先日完成させたホーカーP.1127と同じ1/72シリーズで、よく調べてみると1962年発売とあった。50年以上も前のキットだったとは、いやはや恐れ入った。

ガキンチョの頃は細部考証だ、部品精度がどうのこうのなんて関係なくカタチにしていた。完成の悦びをはやく手に入れたい一心で、説明書もろくに読まずに接着剤ガビガビの自分一等賞の作品を作り上げていた。 懐かしい昭和。



石→焼イモか、石→アタマと書こうとしているのか。“ … はやく清書して野球をやりたいよー… ”( 背後のボールは何を言わんや)

50年前のガキンチョ 趣味人である。書道教室から帰って、オヤジのゲンコツを浴びながらまた習字のお稽古。苦痛な思い出が勝っているが、モノを良く見る目、お手本と自分の書いたモノの違いを知る、感じるチカラは養われたように思う。ちびしいオヤジだったが、今となっては感謝している。

………………………


私は旧日本軍の兵器を、模型で制作する事にいまだ躊躇するところがある。
あまりにもその扱われ方が悲惨過ぎて、またそれに搭乗して還らぬ若人を想うと、おいそれと手が出せない。

しかしここに、ハセガワ創業75周年のフラグシップとなるであろう完全新金型の1/32“ ゼロ ”に、おおいに期待が湧いてきた。
作るか作らないかは別として、その“ こだわり ” を見て、触って感じてみたい。

大手家電メーカー2社が海外のメーカーの傘下に入ったり買収されたりと、あまり嬉しくないニュースが巷では流れているが、ハセガワ他プラモデルを製作している日本のメーカーでしか出来ない日本ならではの製品を開発して欲しい。

大人になり、自分なりのこだわりを持っての作り方はあるが、あの遠い昔に、自分の手の中でどんどんカタチになっていく悦びは、いくつになっても変わらない。



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