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SA誌 リベットマニュアル 勝手に増刊号


ようこそ !
 趣味人(シュミット)の
   プラジェクトX(ばってん)へ!



今月発売のスケールアヴィエーションはもうご覧になられたでしょうか?

航空機の外板に打たれているリベットを再現する技法やツールの集大成です。

物にもよりますが、1/48スケール以上になると、ただの[•](てん)では物足りなくなり、[⚪︎](えん)として表現したくなります。

このリベット打ちを経験された方なら理解も早いでしょうが、凹リベットは工具も工程も技術的にも複雑なものではありません。

しかし凸リベット打ちとなると、経験の深浅に関わらず二の足を踏むのは致し方のないところでは有ります。

拙ブログでは工具も技術的にも確立された凹リベット打ちに関しては触れませんが、凸リベットに関しての皆さんがどこか引っかかっている煩わしさを少しでも解消するべく、ここに進めていこうと思います。

あっっ!鼻っからリベット打ちはゴメンこうむるという方は、早々に抜けて頂いて結構です。

たかがプラモデルの表面にプツプツ打ったところで、何の表現力の足しにもならないと感じているなら、私とは方向性の違いがハッキリとしています。

とっととサイナラです。


プラジェクトX(ばって〜ん♡)



目を凝らして見ていただきます。ちょっと我慢して下さいね!




















リューターで浅い窪みを彫り、ドクターリベットを打ってあります。

いわゆる沈頭鋲表現の極みです!

はい、ありがとうございました。


これを手掛けた作者さんは、ドクターリベットのチョ〜〜愛用者様です。

この作者さんが手掛けた作品をヤフオク!に出品され、ポンと¥100.000.-の値がつき速攻売れました!他の同一スケールのオリジナリティのかけらもないものは、低額でも売れ残っているなかに。

この違いは何処にあるのか!?

スケールモデルに対しての情熱があるかないか!のこ一点でしょう。

そして人様の手に渡ることを前提とした考証、工作技術/塗装技術、それをこなす“うで”に対しての対価です。

が、果たしてこれでは安いのでは?と思いますが、スケールモデルを愛し自ら作る環境を持たない人、時間を割けない人は、この値段で手に入れる事が出来て大満足でしょう。
作者さんもオークションを引きずって吊り上げてもいいんでしょうが、そこは今後の継続という旨味を加味しながらのビジネスです。
程よいところでシャンシャンと手を打つのも、ビジネスです。

この作者様とドクターリベットのお取引きをを介して個人的に直接メールを交わし親交を深めていますが、言葉の端々に温厚で理知機さを垣間見ることができます。



因みに女性モデラーです。



プラジェクトX(ばって〜ん♡)



「そして飛行機をストレートで組むのがいかに簡単か、改めてわかりました、はい。」






最近、とあるモデラーが吐いた言葉である。



その後完成させた物がアップしてあったが、噴飯物である。


どの翼もあっち向いてホイ?!資料をみて塗装したと書いてあったが、何の資料を見たら大戦日本機がこんなミドリ色になるのか訳分からん色を塗りたくってあった。


下地のアルクラッドが露出した銀剥がしも、こんな所は傷一つつかんであろうというところを考証もなくガシガシ削ってあって、別の意味で痛々しかった。


私なら裸を見られるより恥ずかしい。


吠えた割には何がスケールモノとして製作されているのか、果たしてメーカーが掲げた“縮尺だけ”が正確だったりして。




プラジェクトX(ばって〜ん♡)



川上 裕之(かわかみ ひろゆき、1929 - 2016年)は、元NHKアナウンサー。


人物

NHK退局後は大学講師の傍ら、日本語研究や家庭教育、交通安全や趣味の航空史研究まで、講演や執筆活動などを幅広くこなしていた。


青字はWikipediaより抜粋


かつてモデルアート誌に寄稿されていたものの中に、氏が「知覧特攻平和会館」を訪問した際に猛抗議を入れた逸話があったと記憶している。

現在その存在の有無はわからないが、私が一度見学に行った時は、大戦日本機のプラモデルが展示してあったが、その完成度の低さに驚きを禁じ得なかった。


それは英霊に対して非礼でしかない作りのもので、見学に訪れた人々がそれを鵜呑みして記憶に留める事に危機感を伝えるべく、故川上氏は敢えて抗議を申し入れたのであろう。


モデラーとして個人的に完成の喜びはあって然り。

しかしスケールモデルとしてそれを衆目に晒す責任を持つのも然り。


素人の目を欺いてしてやったりのエセスケールモデラーはオワコンなのである。


10年も20年も幼稚園児が目をつぶってこさえたようなレベルのものしか作れないなら、着せ替え人形でも抱いていたほうが、人生無駄に過ごす事もなかろうに。


車体(body)も車台(chassis)の区別もつかない機械音痴が手掛ける物に対し、参考も共感も生まれない。

その発信全体に対し、いいね!のサインは送れど誰もそれに対してチェックを入れない関係の薄弱さ。

私は一度チェックを入れたものの、逆ギレされて病人扱いの文言を浴びせられたので、二度と関わらない事にした。

所属クラブに開業医、医学博士が多数在籍していて事の顛末をお披露目したら、医師免許も持たないサル頭のことだから、何の根拠もない戯れ言と一蹴したので、気持ちえがったのおー☆


因みにこのモデラーも一応女性モデラーである。




プラジェクトX(ばって〜ん♡)



SA誌においてドクターリベットは概ね好意的に紹介して頂いた。発売日より大車輪で発送しているので、模型作りもままならないうれしい悲鳴をあげている。

開発当初の目標である、モデラーの誰もが所持しているデザインナイフ並みに工作台の上にチョンと居座っているドクターリベットを、津々浦々に広めたいところであります。





ウクライナ
に平和を♡


次回はドクターリベットを使っての超絶技巧、反則技をご披露します。



今日もご覧頂き
   ありがとうございました。m(_ _)m

  今回は この辺で ごきげんよう  (^o^)/


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